「坂の上の雲」や「家政婦のミタ」などゾロゾロ…台湾の“夜市”で日本のTVドラマなどの海賊版DVD一斉取り締り!!

台湾と言ったら、何と言っても「夜市」。一番賑やかなのは、台北市の「士林夜市(しりんよいち)」だろうか…。他にも「饒河街夜市(じょうががいかんこうやし)」など、いくつもあるが、この夜市で大量に溢れているのが日本のドラマのDVD。他にも台湾では日本のAVなども人気らしいが、その殆どが、当然だが、その殆どが「海賊版」。
まあ、今さら言うことでもないが、台湾や香港は、最初から「海賊版」のイメージが強い…。しかし、余りにも「海賊版」だらけということから「このまま放ってはおけない」ということで、日本もあの手この手で「海賊版撲滅」に動いている。そういった中で、ある動きがあった。
台湾の「保護智慧財産権警察(IPR警察)大隊」が、台北市内とその周辺に所在する夜市で海賊版販売店3店舗の一斉取締りを実施したというのだ。
今回の一斉取締りは「台湾において蔓延する日本のテレビ番組の海賊版を排除する目的」で実施されたという。取締りについては日本の一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)が、台湾で業務提携する著作権保護促進・侵害監視を目的とする公益財団法人「台湾著作権保護基金会」(TFACT)の協力を得て、台湾当局に要請。その要請に基づいて実施されたと言うのだ。
「台湾全土に広がっているとみられる日本コンテンツ専門の海賊版販売店に対象を絞った、初めての取締り案件」と捜査当局者。
CODAによると、IPR警察は昨年11月から、日本コンテンツの海賊版取締りを開始し、その結果、4カ所の夜市で露天商を含む5店舗を摘発、それぞれの経営者を逮捕、合計で約1万枚の海賊版DVDが押収してきたという(因みに、この時は台北市内の「通化街夜市」で露天商を摘発して約1900枚の海賊版を押収したのを皮切りに、12月には同市内の「士林夜市」で海賊版販売店を摘発、約900枚の海賊版を押収している)。
で、今回は、台北市内の2店舗と新北市内の1店舗が対象となった。そのうち台北市内の2店舗は、日本人観光客などで賑わう「饒河街夜市」に所在していたと言う。
夕刻、店舗の営業開始を待ってから実施されたというIPR警察による制捜査は「大勢の買い物客等でゴッタ返す中で粛々と行われた」(CODA関係者)そう。「粛々」なんて言っているが、きっとバタバタと大騒ぎになったに違いない。もしかしたら怒号が飛び交っていたかもしれないが、余りにも観光客でゴッタ返していて、何が何だかわからなかった…なんて声もある。
それにしても、摘発された中で、ある1店舗は「坂の上の雲」(NHK)や「家政婦のミタ」(日本テレビ)、「深夜食堂 第二部」MBS/TBS)など最新の日本ドラマを含む、約6500枚の海賊版DVDを押収したというから凄い。
さらに同じ夜市で行われたもう1店舗の家宅捜索では約1000枚、新北市の「楽華夜市」で行われた海賊版販売店での家宅捜索では約500枚の日本コンテンツの海賊版DVDが押収されたという。よこど、日本コンテンツの海賊版DVDは人気があるってことだろう。