デビュー30年目…マドンナが4年ぶりアルバム発売へ!! 先行シングルは3日午後11時からデジタル販売開始!!

マドンナの4年ぶり新曲シングル「ギヴ・ミー・オール・ユア・ラヴィン」が今夜(3日)23時からiTunes music storeでデジタル販売される。価格は150円だと言う。作詞はマドンナ、マーティン・ソルヴェイグ、ニッキー・ミナージュ、M.I.A。作曲はマーティン・ソルヴェイグとマイケル・トージマン。そしてプロデュースをマドンナとマーティン・ソルヴェイグが手掛けている。
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で、日本での新曲発売は、3日の夜――午後11時。因みにだが米ロサンゼルスは3日午前6時、ニューヨークは3日午前9時となる。
…というわけで、ニッポン放送で月曜から金曜日までの毎日出演している「松本ひでお 情報発見ココだけ」(後5時40分〜8時)のコーナー「業界ココだけチクリークス」はマドンナの話題にした。一応だが、マドンナについて説明するとしたら……米CNNは、「50年代はエルビス・プレスリー、60年代はビートルズ、70年代はエルトン・ジョン、そして80年代はマドンナの時代」と評した(日本では「現代のマリリン・モンロー」と言われた)。
最近では、2006年9月に13年ぶりに来日公演を東京ドームと大阪の京セラ・ドームで行った。しかも、その公演は、ステージを中心に設けられたグランド席3000席が5万円という、ドーム公演なのに異常とも言える価格で販売していた。しかし、チケットは「即日完売」。マドンナ人気の根強さを改めて証明したものだった。
しかも、そのステージは…。重さ1.5tもある巨大なミラーボールがステージに降下され、その中から黒ずくめのセクシー衣装でマドンナが登場するという趣向。しかも、歌いながらムチと手綱で男性ダンサーを”調教”するという大胆なステージは、まさに”セクシー・ダイナマイト、マドンナ”の健在ぶりを見せつけたものだった。そのマドンナも、今や54歳である。恐るべしマドンナ。
マドンナは、この公演後の08年にアルバム「ハード・キャンディー」を発売し、それまで所属していたワーナーミュージックから離れ、世界最大と言われるイベント興行会社「ライブ・ネイション」と360度契約を結んだ。この「360度契約」というのはマドンナの稼ぎ出す売上げのほぼ全てを対象とした包括契約だというが、実は「ライブ・ネイション」にはレコード部門がないことから今回、ユニバーサルミュージックの傘下の「インタースコープ」と契約を今回は結んだ。
因みに、インタースコープはユニバーサルの中心的なレーベルで、あのロシアのお騒がせデュオのt..A.T..uなんかもいたしエミネム、レディー・ガガ、マリリン・マンソン、エルトン・ジョン、U2…。大物がいっぱいいる。最近はK-POPガールズ・グループの少女時代なんかも契約を結んでいるという。
まあ、そういった中でシングルを「ギヴ・ミー・オール・ユア・ラヴィン」をデジタル販売するわけだが、日本ではシングルCDでも販売してもよかったのでは…。今や、CD、音楽配信なので総売り上げでは米国を抜いて日本は世界1位のマーケットを誇るようになった。そういった意味で考えたら、こういったものは、もはや米国中心に考えなくてもいいと思うのだが…。
さて、シングルに続いて、アルバム「MDNA」は3月26日に発売されることが決まった。もちろん、世界同時発売である。となると、アルバムCDに関しては時差の問題もあり、日本が世界で一番早く店頭に並ぶ…ことになりそうである。レディー・ガガのアルバム「Born This Way」の時もそうだったが、今回も深夜にアルバム発売のカウントダウン・イベントでもやるのだろうか?
そして、もう一つ。2月5日(日本時間6日)には、米インディアナ州のインディアナポリスで開催する、ニューヨークのジャイアンツとニューイングランド・ペイトリオッツが王座を目指す第46回目の「スーパーボウル」で、マドンナはハーフ・タイム・ショウに出演する。当然、マドンナはこの新曲「ギブ・ミー・オール・ユア・ラヴィン」を歌うが、当日はシングルでもフィーチャリングしている女性ラッパーのニッキー・ミナージュが駆けつけるとも言われている。
「スーパーボウル」は、アメリカンフットボールの王座決定戦。米国民にとっては見逃せない試合で、昨年はFOXテレビが生中継して視聴率は46%を獲得した。今年は、NBCテレビが生中継するという。いずれにしても、これで視聴率がアップしたら、マドンナへの注目度・注目率も一気にアップするはず。それだけに気合が入っているし意欲満々だろう。
そんなわけで、マドンナは、82年にデビューして今年はデビュー30年目に当たる。今回のアルバム、そしてシングルは、30年目の第1弾となる。まさにマドンナにとっては4年と言う以上に「記念盤」とも言える。

構想20年…70歳を迎えるポール・マッカートニー5年ぶりのアルバムはスタンダード・ナンバーにチャレンジ!!

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今やらなければ、もう絶対にやらなかった――。元ビートルズのポール・マッカートニーが、子供の頃に慣れ親しんできたスタンダード・ナンバーの数々に初チャレンジしたアルバム「キス・・オン・ザ・ボトム」を2月8日に発売する。ポールにとっては約5年ぶりのスタジオ・アルバムとなるが、構想に20年を費やしたと言うほどの力作に仕上がっている。

英ロンドンのハイド・パーク近くにあるヘンぺル・ホテルのB1Fにあるアート・ギャラリー。世界各国から集まった記者を前にポールはアルバムについての思いを熱く語った。さらに個別のインタビューも僅か10分間だったが与えられた。
濃紺のスーツにピンクのシャツで現れたポールは、終始上機嫌だった。また、東日本大震災の被災者に対しても現在の気持ちを語った――。
今年はビートルズがデビューして丁度50年。しかも、6月18日には70歳の誕生日を迎える。全てにおいて“節目の年”だ。そういった中で満を持して発売されるのが「キス・オン・ザ・ボトム」。
「僕の親の世代が正月に歌っていたようなアメリカの古き良きスタンダード曲を以前からずっとやりたいと思っていたんだよ」。
ポールは、アルバムについて、そう語ると、その内容については「誰もがカバーする、完全に分かりやすい曲は避けて選曲した。場合によっては、あまり知られないような、もう少し変わった曲が欲しかった。ただ、その時代のいいと思う作品を選んだわけで、アメリカとか…。どの国の作品かは関係がなかった。たまたま、アメリカから素晴らしい作品がたくさん生まれただけ。実りの多い時代だったんだ。だからそうすることにしたんだ。王道からちょっと外れた方向に進むのはいいことだよ」。
ポールは、嬉しい驚きを聴いてくれる人たちに与えたいと思ったと言う。
もちろんスタンダード・ソングばかりではない。今回は「マイ・バレンタイン」と「オンリー・アワ・ハーツ」という2曲の描き下ろし作品も収録している。
アルバム制作にあたり、ポールはプロデューサーを米ポピュラー音楽界の大御所で、過去にはマイルス・デイヴィスやイエロージャケッツ、ジョージ・ベンソンなど数多のアーティストをプロデュースしてきたトミー・リピューマに依頼。演奏とベーシックなアレンジについてはジャズ界の女王、ダイアナ・クラールを起用した。ダイアナは、自身のバンドを率いてレコーディングに参加している。
しかも、ギターでエリック・クラプトン、ハーモニカではスティービー・ワンダーもレコーディングに参加するなど、ポールと豪華共演も実現した。
因みに、ポールとスティービーの共演は1982年3月発表のシングル「エボニー・アンド・アイボリー」以来、実に30年ぶり。「エボニー・アンド・アイボリー」は、ポール・マッカートニー&スティービー・ワンダー名義でリリースされ、全米・全英1位に輝いている。
ポールは、このアルバムの構想に20年を費やしたと言う。その上で「今やらなければ、もう絶対にやらないような作品集だよ」と言い切っていた。
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――新作がスタンダード・ソングのカバー・アルバムになったことについてお聞かせください。
ポール・マッカートニー(以下、ポール) 「ずっと前から温めていた企画だったんだけど、やろうとするとロビー・ウィリアムスとかロッド・スチュワートとか、いつも誰かに先を越されたんだ(笑)。でも今回のプロデューサーのトミー・リピューマに相談したら、そんなこと気にしないでやろう、と言ってくれたんだ。誰かとのデュエット・アルバムは作りたくなかった。それもトニー・ベネットがやっているしね。アルバムには、名曲だけれどあまり知られていない曲を中心に選んだ。ほとんどが、子供の頃にラジオで聴いたり、父親がピアノで弾いていたのを聴いて知った曲なんだ。特に『イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン』には父の思い出がある。父からは特に音楽的影響を受けた訳ではないが、とにかく人として偉大だった」

――ポールが尊敬するソングライターやミュージシャンについて語ってもらえますか?
ポール 「作曲家ではジョージ・ガーシュウィン、ハロルド・アーレン。ミュージシャンでは、子供の頃からファッツ・ウォーラー(1930年代に人気を博したアメリカの黒人ピアニスト)のファンでレコードも持っていた。今回のアルバムでも、ファッツゆかりの『手紙でも書こう』を1曲目にカバーしている。あと、フレッド・アステアには、スーツの着こなし方など、そのイカしたスタイルと歌い方に憧れた」

――5年ぶりのスタジオ・アルバムと言うことで、レコーディングについては何かエピソードのようなものはありますか?
ポール 「尊敬するナット・キング・コールやフランク・シナトラがその昔レコーディングで使った、米ハリウッドのキャピトル・スタジオを中心に行った。ダイアナ・クラールをはじめとする素晴らしいジャズ・ミュージシャンをバックにして歌うので、最初はどうしていいか戸惑ったよ。今回はスタジオに入ってから、ダイアナたちと曲のアレンジを相談しながら録音していった。とてもオーガニックな進め方で僕にとっては新鮮だった。でも後から思えば、ビートルズの頃もこんなやり方で録音していたんだよね。レコーディングで使ったマイクは、昔ナット・キング・コールがレコーディングで使っていたマイクなんだ。最初は声を張り上げて歌ってみたんだけど、なんだか違うと思った。それでマイクに近づいて囁くように歌ったら、とてもいい感じで『これだ!』と思ったよ」

――今回のアルバムの収録曲の中で最もお気に入りの曲は?…
ポール 「(新作のリード・トラックとなっているポール書き下ろしの新曲)『マイ・バレンタイン』と『バイ・バイ・ブラックバード』かな…。『マイ・バレンタイン』は、新妻ナンシー(昨年10月9日、婚約していた米国人女性ナンシー・シェベルさん=51=とロンドン市内の公会堂で結婚。ポールにとっては3度目の結婚)とモロッコに旅行中、まさにバレンタイン・デーに書いた曲なんだ。『バイ・バイ・ブラックバード』は、普段はアップテンポで歌われる曲だけど、今回はトミー・リピューマの提案もあってバラードで歌ってみたら素晴らしくはまった」
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――今回のアルバムに参加しているスティービー・ワンダーについて何か…
ポール 「『オンリー・アワ・ハーツ』(『マイ・バレンタイン』と同様にポールが書き下ろした新曲)のソロ・パートに何か特別な楽器を加えたいと考えていたら、トミー・リピューマが『スティービーはどう?』って提案してくれたんだ。ハーモニカで参加してもらったんだけど、たった20分くらいであの素晴らしいソロを吹き込んだんだ。…とにかく、スティービーはロサンゼルスのスタジオにやってきて、10分ほどトラックを聴いただけですべてを理解していた。そしてマイクのところへ行き、20分もかからずにドラマティックなソロを吹き込んだんだ。このソロを聴いたら誰もが『どうしてこんなことができるの?』と思うだろうけど、その理由はただ一つ、スティービーが天才だからだよ」

――ところで、日本では昨年3月11日に巨大な大地震と津波に襲われました。間もなく1年が経とうとしていますが、改めて被災者の方に向けてメッセージをいただけないでしょうか…。
ポール 「昨年、地震と津波、そして原発事故の被害に遭われた東北の方々の一刻も早い復旧を、今も心から願っています」
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因みに、ポールは震災の直後にも「言葉では言い表せないくらい、現在の日本の皆さんのことを痛ましく思っています。私の友人、家族、そして私自身も、全員がこの困難な状況下にいる皆さんに愛と幸せへの祈りを送ります」といったメッセージを届けている。
今回、新作に関するインタビューではリラックスして答えていたポールだったが、震災被災者へのメッセージを聞いた時は、表情が一転して真剣になっていた。