音楽業界ばかりじゃない!!映画業界も大苦戦…100億円映画がなくなって11年ぶりの低水準!!

音楽産業は結局のところ13年連続で“前年割れ”。確かに、パッケージとデジタル配信を合わせて、これまで世界一を独走し続けてきた米国を抜いて日本が1位になるのかもしれないが、苦しい状況は続いている。単純にパッケージだけをみたら、2011年の生産実績は3000億円どころか、前年の2800億円にも届かないのが現実だ。デジタル配信を含めても3500億円から、行っても3700億円ぐらいか…いや、厳しい。
しかし、その厳しいのは、音楽産業ばかりではない。映画産業も危機的な状況となっている。
いま、僕が出演しているニッポン放送「松本ひでお 情報発見ココだけ」でも、2011年の映画業界について話した。
2011年の映画業界は、過去最高だった2010年の2500億円を400億円余り下回りそうだというのだ。これは対前年度比で81.9%だという。何でも11年ぶりの低水準だという。
原因の一つは、何と言っても東日本大震災が大きかったーー大震災によって全国200館前後の劇場が被害を受け、未だ休館もある。もちろん閉館も…。
それに、もう一つ挙げるとしたら、あの“3D”ブームの反動かもしれない。ブームが過ぎるとこうにもなる。2010年は、その“3D”映画「アバター」が156億円もの興行収入となった。しかし、11年は…!? とにかく、一昨年の2010年は「アバター」の他にも「アリス・イン・ワンダーランド」(118億円)、「トイストーリー3」(108億円)など100億円を超えた作品が3本もあった。
ところが、2011年はというと「ゼロ」。
敢えて言うなら「ハリー・ポッター」が96億円というぐらい。
このように、音楽業界以上に映画業界も大変な状況に陥っている。とにかく大変である。因みに、邦画で昨年のトップは宮崎駿氏の企画した「コクリコ坂から」で44億6000万円というんだから…。 ところで、今年は…というと、今年も状況は厳しくなるばかり。正月だけを見ると昨年対比で10%減だとか…。