“寝技強姦”の内柴正人。「栄誉賞」は剥奪できてもメダリストとしての記録は消し去れない…

柔道五輪のメダリスト、内柴正人が19歳の教え子女子大生に対して”寝技”をかけた?ことから準強姦容疑で逮捕された。究極の“寝技”にでも及んだのだろうか?いずれにしても、後先を考えない…内柴も単なる“柔道バカ”だったのだろう。ま、よく「英雄、色を好む」というが、よほど欲求不満だったのかもしれない。しかし、こういった事件を犯す輩どもは必ずと言っていいほど「合意の上だった」と言うが、メダリスト内柴には、そういった言い訳だけはして欲しくなかった。どうせ言うなら「隙アリ!」とか言って欲しかったのだが…。(もっとも、そんなことを言ったりなんかしたら、もっと叩かれるか!?)
だが、そんなことはいい。内柴は04年のアテネ五輪の時に金メダルを獲って熊本県の「県民栄誉賞」。そして、08年の中国・北京五輪でも金メダルを獲って熊本県の「県民栄誉賞特別賞」を授与された。その際に、内柴は“お返し”という意味もあって熊本県庁の庁舎敷地にサザン花と椿を植樹し、その脇に内柴の名前と日付を彫った標石を設置していた。文字通り内柴は熊本県の生んだ英雄だったわけだ。
それが…。まさに「天国」から「地獄」に突き落とされた(今回の場合は「突き落とされた」というより、勝手に「墜ちた」と言った方が適切か?)ようなもの。
で、このハレンチな事態を重くみた熊本県では、蒲島郁夫県知事が激怒。「受賞者として相応しくはない」といい放ち、「栄誉を失墜させた」と断罪した上で授与した2つの「県民栄誉賞」をはく奪した。しかも、今後、内柴が「例え不起訴処分」になったとしてもダメと断言したそうだ。
いずれにしても、とんでもない“寝技行為”になってしまったわけだが、それにしても、ちょっと騒ぎ過ぎではないか?確かに、授与した「県民栄誉賞」をはく奪するのは分かる。が、県は植樹の脇に設置してあった標石までも撤去してしまった。ここまできたら、もはや抹殺のようなものだ。
しかし、何も、そこまで意地になって彼の偉業を消し去ることはないのに…。だいたい、今回の事件でIOCがアテネ五輪や北京五輪の時の「金メダル」を取り消したわけでもない。確かに、今回のような短絡的な犯罪は許されることではないが、2大会の五輪メダリストであることは消し去ることは出来ない。当然、将来に渡ってもメダリストとしての名誉や記録だって残る。
それを、授与すると言ったり、返せと言ったり…そういった意味で考えたら「栄誉賞」なんてものは実にご都合主義的である。
この流れだと今後、04年と08年に受章した「紫綬褒章」だって返上することになるだろうし、内柴が出身地・熊本県合志市で受けた「名誉市民」の称号だってはく奪されるはずだ。
いずれにしても県も市も、国も…とんでもない「汚点」を残すことになるわけだ。でも、よくよく考えてみれば事件はとんでもなくても、内柴の残した足跡だって、これはとんでもない価値のあるものだし、奇人は何をしでかすか解らないってこともある。…と言うことで、ここは寛大に判断してもよかったような…。ちょっと甘いか!?
ま、今後は、罪を償い更生のために、メダリストとして警察やSPなんかを相手に質実剛健・柔道の指導に務め社会貢献するもいいかもしれない。