「着うたフル」週間チャート…西野カナ「たとえ どんなに…」初首位、“アントキ”のGReeeeN「恋文」2位!!

一般社団法人・日本レコード協会(RIAJ)は、有料音楽配信「着うたフル」8日付・週間ランキングを11日に公表した。集計期間は11月2日から8日までの1週間。
それによると、前週1位だったAKB48「風は吹いている」が4位に後退し、代わって首位にランクされたのは西野カナ「たとえ、どんなに…」。西野にとっては通算15枚目となるシングルで、11月9日に発売された。
2位にランクされたGReeeeN「恋文〜ラブレター〜」も初登場。同曲は、19日から公開される松竹映画「アントキノイノチ」主題歌。この映画はシンガーソングライター、さだまさしが09年に発表した同名タイトル小説を映像化したもの。岡田将生と榮倉奈々を主演に「命」と「愛」をテーマとした感動のストーリー。「恋文〜ラブレター〜」は16日に発売される。普遍的な愛を形を「一生かけて綴る、目には見えないラブレター」に例えた力強いラブソングに仕上がっており、評判も高まっている。
他に初登場は、9位の三代目 J Soul Brothers「リフレイン」。前作「FIGHTERS」から約2ヶ月振り、通算では4枚目のシングル。H..S.「ヨーロッパ編」のCM曲になっている他、日本テレビ系「スッキリ!!」では、11月度エンディングテーマとしても使われている。
初登場ではないが、ベストテン外からはシェネル「ベイビー・アイラブユー(English Ver.)」が前週37位から8位に急上昇してきた。同曲は、今年7月20日に発売された英語カバー・アルバム「ラブ・ソングス」収録されていた作品で、曲自体は昨夏、TEEが歌ってUSEN J‐POP総合チャートで22週に亘って連続チャートインという記録を打ち立てたものを英語カバーしたもの。
ベストテン外では、芦田愛菜のソロ・デビュー曲とも言える「ステキな日曜日〜Gyu Gyu グッディ!〜」が前週16位から11位にランクアップしてきた。来週以降の展開が注目されるところ。また、SKE48「オキドキ」が14位、遊助「イナヅマ侍」が18位に初登場。

【音楽配信「着うたフル」週間チャート】 ※カッコ内は前週順位
1(−) 西野カナ 「たとえ どんなに…」
2(−) Greeeen 「恋文〜ラブレター〜」
3(2) ソナーポケット 「365日のラブストーリー。」
4(1) AKB48 「風は吹いている」
5(9) 斉藤和義 「やさしくなりたい」
6(3) LGMonkees 「3090〜愛のうた〜」
7(8) KARA 「ウィンターマジック」
8(37) シェネル 「ベイビー・アイラブユー(English Ver.)」
9(−) 三代目 J Soul Brothers 「リフレイン」
10(7) kylee 「CRAZY FOR YOU」

次(16) 芦田愛菜 「ステキな日曜日〜Gyu Gyu グッディ!〜」

EMIミュージックの売却・買収問題…ワーナーミュージック脱落、ユニバーサルミュージック買収で合意へ!!

「EMIミュージックをユニバーサルミュージックが買収することで合意した」という情報が入ってきた。もちろん、現時点では未確認情報だが、どうやら事実らしい。ワーナーミュージック…と言われ続けていたが、どうも変わったようだ。いやいや、EMIミュージックと契約を結んだ宇多田ヒカルが、また因縁のユニバーサルにいくのだろうか…気になるところである。
もっとも、この問題について洋楽に詳しく、自ら「洋楽天国」(http://yogakutengoku.blog135.fc2.com/)というブログを執筆している高橋裕二さんが、きょうのブログで最新情報を書いている。洋楽に詳しくない【ヘッドロック】なんかよりは、信ぴょう性がある…。
しかし、EMIミュージックも今年2月にシティ・グループに買収されて以来、マネーゲームにされている感じだ。所詮は「音楽」のことなんて頭にない。「カネ、カネ、カネ」の”カネゴン集団”のシティ・グループだけに、やっていることはロクなものじゃない。
で、高橋さんのブログ情報によれば、ニューヨーク・ポストが、「ユニバーサルミュージックがもうすぐEMIを買収」と記したと言うのだ。

《記事を書いたのは一連のEMIミュージックの売却・買収を取り上げていたニューヨーク・ポストの女性記者クレアー・アトキンソン。それによると米金融最大手シティグループの幹部とユニバーサルミュージックの幹部が水曜日(11月9日)の夜、ロンドンで会談したという。
買収・売却の争点はEMIミュージックが抱える約460億円(1$77円換算)もの年金の債務。この点についてシティグループが譲歩したかもしれない。
ワーナーミュージックを保有するアクセス・インダストリーズが交渉から降りたのは、この年金問題が解決しなかった為だと言われていた。アクセス・インダストリーズの提示額は約1155億円(1$77円換算)に対してユニバーサルミュージックの提示額は約924億円だった。この差異を、年金の債務をどう処理するのかという点で、ユニバーサルミュージックが好条件を提示し、シティグループと交渉がまとまったのかもしれない。
しかしユニバーサルミュージックが買収したとしても世界各国、特にEU諸国での競争法(独占禁止法)に抵触する恐れが高い。その場合EMIミュージックのいくつかの部門を切り売りしなければならない。
ユニバーサルミュージックが買収するのはレコード部門だけ。音楽出版部門はドイツのメディア最大手ベルテルスマンの子会社で投資ファンドのKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)との合弁会社BMGライツ・マネージメントが買収の最有力候補だった。しかしクレアー・アトキンソン記者は消息筋の話として、「ソニーが買収競争に戻って来た。BMGをクシャクシャにしている」と書いた。ソニーもBMGも提示した買収金額は約1540億円。レコード部門よりも高い。
彼女はまた、レコード部門と音楽出版部門は同時に売却される。48時間以内に結論が出るとも書いた。それでいくとアメリカ時間で金曜日(日本時間で土曜日)にEMIミュージックの売却が発表になる。
ちなみにユニバーサルミュージックの親会社はフランスのメディア最大手のヴィヴェンディ。もしユニバーサルが買収したら世界のメジャー・レコード会社は日本のソニー(ソニーミュージック)やロシアのアクセス・インダストリーズ(ワーナーミュージック)とフランスのヴィヴェンディ(ユニバーサルミュージック)という事になり、アメリカ資本は皆無になる》

※写真=高橋裕二さん
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ところで、今や「洋楽評論家」もどきの高橋裕二さんついて説明しておくと、実際には秋田大学の鉱山学部卒業という異色の人。ソニー・ミュージックエンタテインメントの出身で、エピック・ソニー邦楽宣伝部長の時代は、佐野元春や渡辺美里、TMネットワーク、DREAMS COME TRUEなどをビッグアーティストに育ててきた。その後、プレイステーションのプロジェクトのメンバーに加わって、「ソニー・コンピュタエンタテインメント」の設立に携わり、取締役業務部長を務めた。しかし「音楽に携わっていきたい」とポリドール(現ユニバーサルミュージック)移り、邦楽宣伝本部長、常務取締役に就任したりしたが、03年にポニーキャニオンに移った。今は、悠々自適な生活を送っている。実に羨ましい限りである。

因みに、今年(2011年)のアメリカのレコード業界の市場シェア。(10月11日現在)
1位)ソニーミュージック 29.8%
2位)ユニバーサルミュージック 29.3%
3位)ワーナーミュージック 11.0%
4位)EMIミュージック 9.3%