「同じ演奏は2度と出来ない。2度と弾けない…」さだまさしの長女 ・佐田詠夢がピアノ・デビューで初演奏会!!

holiday-DSC_0551_ed.jpg
佐田詠夢(さだ・えむ)とスタジオ・ミュージシャンの紅林弥生とのピアノ・ユニット”Pretty Bach(プリティ・バッハ)”が5日、東京・中央区の日本橋公会堂(日本橋劇場)でデビュー・コンサート「二台のピアノによる『奇奏音外』迷曲音楽舎」を行った。
詠夢は、シンガーソングライターさだまさしの長女で長野県の出身。実は兄で長男のTAIRIKUは昨年、イケメン・トリオ”TSUKEMEN(ツケメン)”でバイオリニストとして一足早くメジャー・デビューしている。で、兄の方は4歳からバイオリンを始めたが、詠夢は3歳からピアノを始めたという。
正直言って僕は、彼女についてそれほど詳しくはない。クラシックにしても、詳しいと言ったら嘘になる。しかし、中高校時代は、ちょっとは詳しかった。NHK交響楽団がNHKホールでやっていた「青少年のためのプロムナードコンサート」とか、年末には第9の演奏会にも行っていた。一番好きだったのはチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番変ロ短調だった。確か、クラシックのレコードで一番最初に買った。しかし、その後、身分不相応に感じて行かなくなったが…。
そんなわけで、久しぶりにクラシックじみたコンサートだった。
 「アベ・マリア」で幕を開けたステージは二部構成。前半はバッハの「ビアノコンツェルト第4番」や、弥生のオリジナル曲「月の映り」「月の涙」などを演奏(因みに、弥生には「月のしずく」と「月の映り」「月の涙」の三部作があって、今回は、その中から2曲を演奏したと言う)。
また、二部では「コンツェルト北の関白」と題し、あのチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番に、さだまさしの「関白宣言」と「北の国から」を加えた独自のアレンジ作品を披露した。

holiday-ツツツーツシツδ・ッツト (1).jpg ところで、”Pretty Bach”について、詠夢は「美しく楽しく弾く、楽しく聴いてもたえる演奏するのが基本」と言い「20年間、クラシックを学んできた私と、アドリブ演奏を得意とする弥生さんとで成り立っている」と説明していた。
イメージ的にはポップスとクラシックを混ぜ合わせたようなものだろうが、いわゆるクラシックのように堅苦しさのない感じだ。もっとも基本路線は、弥生のアドリブ演奏がウリのようで、詠美によれば「同じ演奏は2度と出来ない。2度と弾けない」と、これは、いい言い方をしたらライブの醍醐味をアピールしていたように思える。
 観た感じだが、前半は、弥生は、さすがに慣れていたが、詠美は、ちょっと肩に力が入った感じ。ま、緊張していたのかもしれない。しかし、デビュー・コンサートだから、ある意味で「初々しい」と言うのだろうが…。しかし、二部に入ると、さすがに気持ちにも余裕が出てきたのか、堂々とした演奏を披露していた。ま、これまでも数多くのコンクールに出場してきたわけだし、スイッチが入るのも早いのかもしれない。
いずれにしても、こういったライブは積み重ね。今後が楽しみである。
6月22日にはデビュー・アルバム「Pretty Bach」が発売される。