県議会でも指摘され続けていた福島原発の安全性!!  佐藤栄佐久・前福島県知事は東電に刺されて逮捕された!?

体調不良を理由に逃げ回っていた東京電力の清水正孝社長が、震災1ヶ月目に合わせるかのように出てきて、福島県庁を訪問。佐藤雄平・県知事に面会を求めた。もっとも、佐藤知事は面会を断ったが、正直言って子供じゃないんだから「会いたくない」とか言わない方がいい。知事として、福島県の住民のトップとして、パフォーマンスと思われてもいい。現実に言いたいことがいっぱいあるんだから、清水社長に会って言いたいことを言えばいいのだ。
だいたい、福島第一原発に関しては、今回の事故以前に問題が多すぎる。東電は、原発を襲った大津波が、どれほど大きなもので、想定外のものだったのか、なんて言いたいのか、今頃になって映像を公開したりなんかしているけど、実に馬鹿げたやり方だ。そんな映像を見せて何を語ろうと言うのか? 今回の事故は「想像を絶する大津波だった」とか「天災だった」とでも言いたいのか? どう考えても責任回避にしか見えない。
言うまでもなく、日本の原発は全て海岸沿いにある。しかし、福島第一原発で40年前に米国のGE(現在は日立GEニュークリア・エナジー)が1号機を設計した当時は津波を想定していなかったらしい。その後、2号機以降は、日立と東芝で津波も想定した設計をしたというのだが、どうも「最悪の事態」は想定していなかったようだ。
 しかし、現場では「危ない」という声も上がっていた。だが、こういった声は少数意見として無視され続けてきた。
 しかし、福島県内では、前福島県知事だった佐藤栄佐久が原発の安全性に異議を唱えていた。これは89年1月に発覚した福島第2原発3号機の部品脱落トラブルが原因だった。原子炉冷却水再循環ポンプ内にボルトや座金が脱落、それが原子炉内に流入していたのだが東電は、この事故を隠ぺいし続けていた。そういったことから、福島第1原発についても安全性を疑問視していたと言う。しかし、東電は、佐藤栄佐久前知事を無視し続けてきた。そういった中で出てきたのが、木戸ダム建設工事に絡んでの収賄罪容疑。06年10月、佐藤前知事は逮捕起訴された。まあ、佐藤前知事も、何だかんだと悪さしてきた部分もあるから仕方ないが、東電にとっては「目の上のタンコブ」のような存在だったことは事実で「実は、東電に刺された」なんていう噂すらある。
とにかく、福島原発への安全性は幾度ともなく指摘され続けてきたが、東電はその都度、潰し続けてきた。
自民党の安倍晋三が総理だった当時にも、福島県議会で共産党が福島第一原発の安全性について幾度ともなく意見を求めていたといい、国会にも持ち込まれたが論議と言う論議はされなかったというから、今回の事故は明らかに人災と言うしかない。何が「想定外の出来事」なのか?
そういった意味で考えたら今回、民主党は自民党や公明党に大連立を呼びかけていたが、実に馬鹿げた話である。原発の安全性に全く関心を持たず、東電や官僚の言いなりになっていた自民党や公明党と大連立して何をしようというのか?現実には、大連立は実現していないが、野合でまたまた原発の隠ぺいを図ろうと言うのか?公明党の連中は、これが正義だと思っているんだろうか?
いずれにしても、「レベル7」に引き上げられた今回の原発事故。日本国民は「福島のこと」なんて言ってノー天気に笑っちゃいられない!!