「がんばっぺ ふくしま」。津波と原発の被害で地元紙・福島民報が「LOVEふくしま」キャンペーンの裏事情!!

東日本大震災と大津波で、東北太平洋側は甚大な被害を被っているが、福島県は、東京電力の福島第1原発の事故で市町村存亡の危機に陥っている。
しかも、その被害は、地元の新聞にも及んでいることは言うまでもない。
テレビでさえ、通常のCMのキャンセルでACの広告が大量に流れているほど。だが、これが新聞では、もっと大変だ。それこそ広告担当者も「放射能は見えないけど、広告の激減はよく見える」という思いだろう。
しかし、広告が減ったからと言って、新聞を出さないわけにはいけない。しかも、こういう時こそ「福島の県民紙。福島のオピニオンリーダー」という気概を出さなければならない。辛いところである。
そういった中、福島の最大手地元紙で、来年創業120年を迎える「福島民報社」(福島市)は、広告の消失枠を使って「福島県復興キャンペーン」を大展開することになった。
「福島民報」と言えば、かつて東北のドンと呼ばれた小針暦二が社長、会長を務めていたことで知られる。福島交通、ラジオ福島と並んで「小針グループ」の中核企業とも言われた。因みに、テレビユー福島やふくしまFMの大株主だが、福島民報の大株主は福島テレビだと言う。JRA福島競馬場では「福島民報杯」というオープン特別競走まであり、文字通り福島県内では最大のメディア。
この「福島民報」も、さすがに福島第一原発の事故は「想定外」だったに違いない。もっとも、福島原発については、マスコミとして大なり小なり責任はあるはずだが、今や、そんなことを言ってはいられない。「地域と共に歩み続ける県民紙として、この難局に立ち向かうしかない」と言うわけである。
そういったことから、今回の「福島県復興キャンペーン」が企画されたわけだが、基本的には「福島の魅力を改めて紹介、PRする」というのだ。
確かに、尾瀬はある。裏磐梯もある。津波の影響でどうなるのか分からないが、相馬市には、あの万葉集にもうたわれた松川浦があった。もちろん、各所には温泉もあるし、喜多方ラーメンとかソースかつ丼なんかも有名。
ま、キャンペーンで、そういった福島の魅力を見直し、アピールしていこうっていうわけだ。
基本的には「企画広告」になるらしいが、企画を担当する同社の企画推進部によれば「LOVE ふくしま」をキャッチフレーズに、紙面には「がんばっぺ、ふくしま」など、福島弁コピーを大きくタイトルし、カラー1ページでアーティストやタレント、文化人のコメントを掲載していくという。
具体的には賛同してくれるアーティストやタレント、文化人の顔写真と200字程度のコメントを掲載するらしいが、賛同者に対しての出演料や諸経費などの報酬はない。ただ、企業での協賛については掲載後、掲載料の一部を県内の被災地に復興支援金として寄付する方針だと言う。4月上旬から掲載と言っていたが…。

有線放送・全国チャート…氷川連続首位!五木初登場3位!リュ・シウォンがベスト10入り!!

キャンシステム発表による有線放送4月1日付の週間全国ランキングは次の通り。集計期間は3月19日から3月25日。
 それによると、前週に引き続いて氷川きよし「あの娘と野菊と渡し舟」が1位の座を死守した。氷川の作品は「夜明けの十字路」も6位にランクアップしており、ベストテン内に2曲も入っている。前作の「虹色のバイヨン」に引き続いて、氷川作品は有線放送では圧倒的な人気となっている。
 一方、ふくい舞の注目曲「いくたびの櫻」も地道ながらも確実な露出展開をみせている。5位→5位→3位→3位→2位とジワリジワリとトップの座を狙っている感じだ。
 また、氷川に続いて、演歌の五木ひろしの新曲「月物語」が初登場で3位に躍り出てきた。同曲は、松井五郎の詞に五木が自ら曲をつけたもの。ある意味で異色のコンビでの作品だけに話題性も十分と言ったところ。そういった意味でも来週以降の有線での露出展開が注目される。
 ベストテン内で、五木の他に特筆すべきことと言ったら、韓国のリュ・シウォンの「愛したい君を愛したい」で、96位→61位→39位→19位→7位と週を追うごとに順位を伸ばしてきた。
 他に注目は、前週、初めてベストテン入りを果たした広島出身のシンガーソングライター、Metis「人間失格」も5位にランクアップしてきた。
 ベストテン外では、出光仁美「一本道」が112位(初登場)から92位→60位→12位とトントン拍子にランクアップしてきた。出光は、水森英夫の門下生。昨年、創立100周年を迎えた日本コロムビアの記念歌手としてデビューした。他に、金松ペア「女じょんがら二人旅」が51位から16位に上昇。
 洋楽作品は、ビーディ・アイ「ザ・ローラー」が前週に引き続いて1位にランクされた。

【有線放送・全国ベストテン】 ※カッコ内は前週順位
1(1) 氷川きよし 「あの娘と野菊と渡し舟」
2(3) ふくい舞 「いくたびの櫻」
3(−) 五木ひろし 「月物語」
4(2) 青山テルマ 「ずっと。」
5(4) Metis 「人間失格」
6(7) 氷川きよし 「夜明けの十字路」
7(19) リュ・シウォン 「愛したい君を愛したい」
8(5) 天童よしみ 「ふたりの船唄」
9(8) EXILE 「Each Other’s Way 〜旅の途中〜」
10(6) 嵐 「Lotus」

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