個人ユーザーに損害賠償も…東京地裁がプロバイダに音楽ファイル不正アップロード者6人の氏名等開示命じる!!

東京地方裁判所は14日、インターネットへの接続を提供するインターネットサービスプロバイダ(ISP)1社に対し、ファイル共有ソフトを利用してインターネット上で音楽ファイルを不正にアップロード(公開)していた個人ユーザー6人の住所、氏名等を開示する判決を下した。
これは、ワーナーミュージック・ジャパン、エイベックス・エンタテインメント、エピックレコードジャパン、ジェイ・ストーム、EMIミュージック・ジャパン、ポニーキャニオン、エスエムイーレコーズ、ユニバーサル ミュージック合同会社、日本コロムビアの9社が、昨夏8月にインターネットサービスプロバイダ(ISP)に対して「プロバイダ責任制限法」第4条第1項に基づいて、当該ユーザーが市販音楽CDの音源をファイル共有ソフトを利用して許可なく無断でアップロード(公開)していたことから「著作隣接権(送信可能化権)」を侵害しているとしてユーザーの氏名、住所等の情報(発信者情報)の開示を求めていた。ところが、ISP側は開示を渋っていたため、今年1月に東京地裁に訴訟を提起していたもの。
この判決によって近日中にもISP側はユーザーの住所や氏名を開示するものと思われるが、訴訟を起こしていた原告側の9社は、開示されたユーザーに対して損害賠償請求等を行う予定だという。
今後、どの程度の損害賠償金が請求されるか分からないが、開示された6人のユーザーにしてみれば認識の甘さで、今や青ざめているに違いない。ま、それもこれも身から出たサビといったところ。今になって後悔しても始まらないってことかもしれない。

友人の設立したネットを使ったエンタテインメントのマーケティング新会社。第1弾アーティストはRIZEとSAYUKI

業界の友人に溝口浩司という男がいるが、彼が今度、「C.E.United Inc.(シー・イー・ユナイテッド)」という新会社を設立したと連絡してきた。何でも、インターネットを中心にしたワールドワイドなエンタテインメントのマーケティング新会社らしい。東日本大震災と大津波でエンタテインメント業界はガタガタになっている中で、何とも攻撃的な…。実に感心する。が、彼の理論は、この空前とも言える大震災によって今後、内向きだった日本人の視野が広がり、再び海外に目を向けるようになってくるんじゃないかと言うのである。ま、彼の”ヨミ”だから正直言って、何とも言えないが…。
で、彼の設立した新会社というのは、米ニューヨークのエンタテインメント・マーケティング会社「ビッグ・アップル・スタイル・マーケティング社(BASM)との包括業務提携をベースに、同社が戦略緒パートナーシップを結んでいる世界各国の各種メディア、コンテンツホルダーとの連携によって日本の有用コンテンツ・アーティストの効率的な海外進出をはじめマーケティング戦略立案、展開コーディネーション等のサポートを図っていくのだと言う。
 経営的には、かつてソニー・ミュージックエンタテインメントで、インターネット事業をはじめZepp Tokyoをはじめとするライブハウス事業を手がけてきた秦幸雄氏(元SMEコーポレートエグゼクティブ、ネット&メディアグループCOO)をエグゼクティブ・アドバイザーに迎えている。彼によれば
「真のグローバリゼーションが間もなくやってくる。既存のレコード会社を中心とした音楽産業構造も大きな見直しを迫られている。そういった中で新会社はJTB、SoftBank、MTV Japan、AOL Japan、 e‐Plus、EMI Music、Lawsonなどにおける実際の各種事業立上げ、再生他実践的なスキル、見識、情報、経験等をベースに、i‐Phone/App‐stores、Android Marketsなどのアプリ他オフショア開発の専門集団”VITALIFY ASIA”や幅広いインターネット事業を展開するAKARAG合同会社、エンタメ関連営業展開に多くの実績を誇る縁など、各有用スペシャリティ企業とのフレキシブル、有機的なプロジェクト展開によって、アフィリエート、B2C/B2B2C、クロスメディアプロモーション、デジタルコンテンツ、イーコマースなどに関する実践的なビジネスコンサルテーション・インキュベーションに協力を図っていく」
と言う。いやいや、話だけを聞いていたら難しい。
いずれにしても「アーティスト開発、プロモーション関係」ということでは
★RIZE(97年夏結成、00年8月デビュー。日本を代表する3人組ミクスチャーロックバンド。完璧なライブ演奏力とサウンドクオリティには提供があり、ワールドワイドでの展開が期待される次世代を背負うリアル・ロックのリーダー的存在)
★SAYUKI(正統派R&B・ブラックコンテンポラリーアーティスト&コンポーザー。 NYでの生活体験・音楽活動、ファッションモデルとして培ってきた独自のセンス、そして大人の音楽テイストに満ちたSAYUKIサウンドを日本国内だけでなく世界の音楽ファンに向け、11年春より本格再スタート)
の2組が記念すべき”設立第1弾プロデュース・アーティスト”として決まっていると言う。具体的には4月20日からMusic.jpで独占先行配信を行う他、6月からは全米MTVや米国の20を越すラジオ局で集中オンエアー展開を図っていくと言う。
 因みに、彼とは矢沢永吉の所属事務所の社長の紹介で出会ったが、実際にはChar(チャー)の大ファンだそうで、Charと仕事をしたくて音楽業界に入ってきたのだという。しかし、その職歴には驚く。まず86年4月に入社した横浜ゴム(タイヤ北米事業部北米企画部配属)を皮切りに、92年には日本交通公社(市場開発室〜JTBモチベーションズ〜マルチメディアEC推進チーム)、00年にソフトバンク・メディア&マーケティング (事業企画局シニアマネージャ)、同年、MTVジャパン(事業開発室室長)、02年にイーアクセス(AOLジャパン〜ドコモAOL本部 /コンテンツ本部/シニアダイレクター)、04年にリアルネットワークス(ミュージックサービス事業部SVP)、05年にエンタテインメント・プラス(事業開発本部・統括本部長)、07年にEMIミュージック・ジャパン(事業開発本部・本部長)、09年にローソン(エンターテイメント・サービス本部・本部長補佐)などを歴任…。とにかく会うたびに名刺の
変わる男であった…。