これが俳優の吉川銀二の流儀!? 特別通行許可を持った知人業者を通じて陸前高田の避難所に直接、支援物資を運んでいた…

東日本大震災と大津波では、東北から関東にかけての幅広い地域で壊滅的な被害を受けた。未だに被害の全容は掴めず、多くの行方不明者も見つかっていないのが現状。一方で、被災者も悲惨な状況で、避難所には支援物資さえ届かないという。全国から送られてきた支援物資は、役所などに一時保管されているが「おにぎりなど、食料によっては食べられなくなってしまう」(関係者)。
そういった悲惨な中、福島第1原発事故の風評被害に見舞われている福島県いわき市に、お笑い芸人の江頭2;50が救援物資を持って駆け付けたことが話題になっているが、実は、江頭2:50より前に、俳優の吉川銀二が地震・津波の被災地である岩手の陸前高田市の被災者に、救援物資を運んでいたことが分かった。
吉川銀二とは意外な人物だが、実は、もう1週間も前になるが14日に「4トン・トラックを用意出来ないか」と言う電話がかかってきた。唐突な話に「そんなトラック、レンタカーでもどこでもあるじゃない」と言うと、銀ちゃんは「それが、レンタカーにもないんだよ」と言ってきた。結局、何で4トラックが必要なのかは分からないまま1週間が過ぎたが、ここにきて、銀ちゃんの知り合いから、それが被災地への物資を運ぶトラックだったことを知らされた。
何と、銀ちゃんは人知れず、物資を被災地に送っていたのである。いつの間にか”美談役者”に変身していた!?

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さっそく、銀ちゃんに電話して、経緯を聞いてみた。すると「そんなこと、人にいうことじゃないだろ。困っている時はお互い様。自分なりに援助しただけ」なんて言っていた。まあ、銀ちゃんは金があるんだから、AKB48を利用する秋元康みたいに、金を出せばいいだろうと思ったら、「お前、アホか!」と逆ギレされた。銀ちゃん曰く
「俺が聞いた話じゃ、寄付とか義援金はいっぱい集まっているらしい。ところが、その金が被災者に届くのはいつになるのか分からないって話だ。でも、被災者は今、困っているんだよ。そんな、いつになるのか分からないことをやっていたって意味がないだろ。だったら、今、自分に出来ることは何かということで直接、救援物資を運ぶことにしたんだよ」。
いくら聴いても詳細を語らないので銀ちゃんの知り合イから聞くことにした。すると、こういう話らしい。たまたま、銀ちゃんの知り合いに被災地への「特別通行許可」を持っている業者がいたことから、今回の物資の輸送が実現したというのだ。で、銀ちゃんが物資を運んだのは大津波で最大の被害を被った岩手・陸前高田市にある避難所だった。4トン・トラックには、毛布や歯ブラシ、歯磨き粉、紙おむつ、ぞうり、カップラーメンなどなど。4トン・トラックは物資でいっぱいだったという。「避難所で物資を渡したら、みんな喜んで感謝されたと、運転手が言ってました」。因みに、銀ちゃんは、現金も100万円を被災者に直接寄付したと言う。
そんな話。事実だったら、これは、まさに美談である。「冗談じゃないの?」と思いつつ、本当に、そうだったのか、改めて銀ちゃんにたずねると
「よく調べたなぁ」とした上で、テレながらも、ポツリポツリと話し始めた。
「4トン・トラックを探していたら、特別道路許可を持っている知り合いが丁度、物資を運ぶと言うので、それに俺も参加したわけさ。おかげで直接、物資を被災者に渡すことが出来てよかった。とにかく、本気で何とかしたいと思っていたら、こういうやり方もあるんだよ。いくら行政にお金を寄付したって、信用しないわけじゃないけど、それがどういった使われ方をするのかわからないしね。要は、自分の持っているルートで、これからも支援していこうってことさ。それが一番自分自身も納得する方法だろ。どうやら、履物がなくて大変らしいからな、次は履物を送るつもり。被災者は、明日のことなんかよりも今日、どうするかという状況なんだよ。緊急事態なんだからさ」。
何ということだろう。自分なりのルートで直接、被災地に救援物資を送る…これが吉川銀二の流儀なのか? しかし、現実は、そういった状況なのかもしれない。