葬儀の後で遭遇した精神的苦痛!? ウチの孫は可愛くてタレントに向いていると言われ…

父の葬儀の後のこと。御殿場にある実家の近所のおばちゃんから
「裕ちゃん、うちの○○(幼なじみの女の子)の娘なんだけど、すごっくカワイイのよ。もう、タレントにはピッタリだと思うんだけど、なかなかいい方法が見つからないらしいのよ。ぜひ、○○の話を聞いてやって、連絡させるから」。
なんて言われた。
要は、孫の話なんだが、葬儀では、色々と手伝ってもらっている立場上、とりあえず「あぁ、そうなんですか…」なんて、愛想笑いしておいた。
まあ、何十年ぶりかで会ったわけだし、孫の自慢話――単なる世間話の一つだと思って、笑って誤魔化していたのだが、これがどうやら本気(マジ)だったようだ。
きょう東京に戻ってきたところに、兄から電話がかかってきた。
一瞬、今度は何が起こったのかと思いながら電話に出ると…。
「おっ、今、××さん(近所のおばちゃん)が家に来て、お前の連絡先を聞いてきたから、携帯の番号を教えておいたからな」
「ゲゲッ!! 番号、教えちゃったの!?」
「仕方ないだろう…。何か、お前に頼みごとを受けてもらったって言うんだから」
そんな、頼みごとなんて受けちゃいない!! こりゃ、大変だ。
そう思い、早速、留守番電話サービスを解除した。
それから30分ぐらい経ってからか。1発目の登録外番号の電話が…。
当然、電話には出るわけがないが、何と2分間も鳴り続けた。
しかし、悪夢はそれから。2〜5分間隔で、これでもかの電話コールである。
田舎の人間で、しかも専業主婦になっているみたいだから、きっとヒマなんだろう。とにかく、これでもか、これでもかの電話コール。それも1回の電話コールが1〜2分間も鳴り続ける。
タイミングを見計らって電源を暫く切っていたら、これまた着信履歴が20回以上あった!!
もはや、うっかり電話に出て相手にでもしていたら、もっと過激になるに違いない…。
とにかく、他の電話を受けていても、キャッチホンでかかってくる。ここは、心を鬼にして電話に出ないで、自然に諦めてもらうしかない…。
幼なじみでも、中学ぐらいまでの記憶しかないが…。いやいや、こんなに凄いとは思わなかった。
結局、4時間で50回以上の着信があった。今は、ようやく沈静化した。
しかし、葬式の直後に…。正直言って、ここまでくると精神的苦痛になる感じ。
もっとも、こういったことをズルズルにしちゃうっていうのも気が重いが…。
それにしても、葬式というのは色々な人に会う。
「おぉ、裕ちゃんだろ!元気でやっているみたいだな!?」
なんて何人かに声をかけられるが、ぶっちゃけ誰だか全く分からない。でも、相手が分っているのに、僕が「誰だっけ!?」なんて言うのも失礼かと思い「いやー、久しぶり!! 元気そうだね!」なんて応えたら、不審の目をして「オレのこと本当に分ってるんか? 誰だか言ってみろ!!」
ったく!! クイズじゃないんだから!! どうでもいいけど、とんでもない連中ばかりである!!

このたび、父の葬儀に際しましては多数の供花、弔電を頂き、また、通夜・葬儀に参列していただいたことを感謝、お礼申し上げます。