hideさんの自殺…オレはX JAPANの看板を下ろしてはいない。いつまでもX JAPANなんだよ(上)

5月2日。東京・中央区の築地本願寺でロックバンド、X JAPANのギタリスト、hideさん(本名・松本秀人=享年33)の十三回忌法要が営まれた。法要には諸事情で欠席したTOSHIを除くXのメンバーやバンド仲間だったLUNA SEAのメンバー、GLAYのリーダー、TAKUROなど親族や関係者約500人が参列した。しかも、ゴールデンウィーク中での法要だったこともあって、徹夜組も含め全国から4万人近いファンが献花に訪れた。そこで改めて、hideさんの死を振り返ってみた――。
hideさんの首つり自殺は当時、全国紙も大ニュースとして取り上げ、ファンの後追い自殺が相次ぐなど社会問題にまでなった。その悲劇は98年5月2日の早朝に起こった。午前7時半ごろ、東京・港区南麻布の自宅マンション寝室で、hideさんが首をつってぐったりしているのを、同棲中だった恋人Aさんが発見、119番した。「救急車が駆けつけた時は、かすかに脈はあったが意識不明の状態だった」(関係者)
午前8時52分、東京。渋谷の都立広尾病院に搬送されたが、応急処置のかいもなく亡くなった。警視庁麻布警察署は現場検証や検査の結果、自殺と断定した。
hideさんは、タオルをたてに引き裂いてヒモ状にし、寝室のドアの内側のノブに結びつけ首をつっていた。当時、事務所関係者の説明である。
「前日の1日午後、テレビ番組の収録をし、その後、スタッフと食事をした。自殺をほのめかすような言動はまったくなかった」。
hideさんが帰宅したのは朝方の6時30分だったという。スタッフでもある弟(当時30歳)が車で送って自宅マンションに戻った。恋人のAさんが出迎えた。hideさんは、ランニングシャツにトランクスの姿で寝室のベッドに直行したという。それから1時間後、部屋から大きな物音がしたため、不審に思ったAさんが寝室をのぞきに行くと、hideさんが首をつっていたという。
「hideさんは、5月13日に『ピンクスパイダー』、さらに27日には、『EVER FREE』と、立て続けに2枚のシングルを出す予定でレコーディングも終わっていたんです。アルバムのリリースも決まっていた。もちろん、全国ツアーも計画していて、日程も決まっていました。本人もやる気十分で自殺の心当たりは全くない」(当時の所属レコード会社「ユニバーサル・ビクター」=現・ユニバーサルミュージック=関係者)
所属事務所のスタッフも「ソロ活動のシングルは自己最高の50万枚を売り上げていた。仕事は順調で自殺する要因など全く思い当たらなかった」と肩を落とした。
X JAPANは、82年に結成された。hideさんが参加したのは、結成から5年目の87年。当初は、インディーズでの活動だったが、89年にメジャー・デビューすると人気は爆発した。いわゆるビジュアル系バンドブームの基礎を築いた。
しかし、活動を続ける中でYOSHIKIとボーカルのTOSHIとの確執が表面化。X JAPANは看板2人の分裂で、97年末に事実上の解散をした。
hideさんは98年1月からソロ活動を始めた。しかし、周囲に対しては「『元X JAPAN』と呼ぶのはやめてくれ」と言い続けていたという。
「オレは今でもX JAPANの看板を下ろしてはいない。いつまでもオレはX JAPANなんだよ」。
hideさんはそう話していた。
それだけに、hideさんの自殺に関して、一部の音楽関係者の間からは「X JAPANの内部分裂を悲観したものだったのでは…」という声もあった。しかし、遺書もなく、hideさんの自殺にはいくつかの謎が浮上していた…。
(つづく)

RIAJ、4・27付「着うたフル」週間チャート…DOES「バクチ・ダンサー」2位、岡本真夜11位!!

㈳日本レコード協会(RIAJ)は、有料音楽配信「着うたフル」の4月27日付週間チャートは次の通り。
それによると、ヒルクライム「大丈夫」が、前週に引き続いて1位にランクされた。同曲は、テレビ朝日「お願い!ランキング」の4月度エンディング曲として使われてきた他、レコチョクのTV‐CM曲としても露出されてきた。
また、前週15位だったDOES「バクチ・ダンサー」が2位にランクアップしてきた。現在、大ヒット公開中の映画「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」(ワーナー)主題歌になっている他、テレビ東京系「よりぬき銀魂さん」のオープニング曲としても起用されている。DOESとしては10枚目のシングルだが、4月30日日にはテレビ朝日「ミュージックステーション」にも出演しており、ゴールデンウィーク中はさらにダウンロードを伸ばしそうな気配で、初のトップも狙えそう。坂本冬美「また君に恋してる」は、やや後退したものの依然としてベスト3を堅持している。
初登場は、4位のBUMP OF CHICKEN「魔法の料理〜君から君へ〜」と9位のPerfume「不自然なガール」、10位のKG「きっと、ずっとduet with MAY,S」。
BUMP OF CHICKEN「魔法の料理〜君から君へ〜」は、17枚目のシングルで、「NHKみんなのうた」4月・5月の放送曲となっている。露出的にも十分で、今後の動向が注目される。
Perfume「不自然なガール」は、メジャー・デビュー5年目の第1弾曲。10位初登場のKG「きっと、ずっとduet with MAY’S」は、5月15日から公開される映画「音楽人」の挿入歌となっている。
また、注目曲としては、中国・上海万博のキャンペーン・ソングにパクられたとして話題になった岡本真夜の「そのままの君でいて」が32位から11位に急上昇してきた。次週にトップテン入りするのか…

【有料音楽配信週間チャート・ベスト10】 ※カッコ内は前週
1(−) ヒルクライム 「大丈夫」
2(15) DOES 「バクチ・ダンサー」
3(2) 坂本冬美 「また君に恋してる」
4(−) BUMP OF CHICKEN 「魔法の料理〜君から君へ〜」
5(4) 斉藤和義 「ずっと好きだった」
6(3) INFINITY16 welcomez 若旦那 「愛してる」
7(5) レディー・ガガ 「テレフォン feat.ビヨンセ」
8(9) 西野カナ 「Best Friend」
9(−) Perfume 「不自然なガール」
10(−) KG 「きっと、ずっとduet with MAY’S」
次(32) 岡本真夜 「そのままの君でいて」