“若大将・加山雄三”の第2の人生だった!?(中)…マスコミの目を誤魔化したローマで待ち合わせ!!

20100408183937.jpg“若大将”こと加山雄三が取締役を務めていた観光会社「パシフィック・パーク・ジャパン」が膨大な借金で倒産寸前となり、東京地裁に会社更生法適用を申請する直前のことだった。加山は5年間、同棲生活を送ってきた斉藤仁子さんを殴ってケンカ別れ。その矢先に渡米し、女優の松本めぐみと結婚するという破天荒な行動を起こしたのだ。まさにスキャンダラスな行動で芸能界の話題を独占した「若大将」の加山雄三だったわけだが、40年も前のことで時代がよかったのか、これが、もし今だったらエライことになっていたはずだ。
当時を取材記者に聞いた。
「加山は、パシフィック・パーク・ジャパンの会社更生法を東京地裁に申請した70年7月25日の翌日、渡米してしまった。本人は『夏休み』なんて言っていましたが、どう考えても無責任で非常識極まりない。一方、松本は8月9日に東京・羽田空港を発ち、どうやらローマのコロシアムの近くで、加山と待ち合わせをしたようです。これは、明らかにマスコミの目を誤魔化すものだったと思われます。加山は、ここで松本に求婚した。これが8月10日だったんです。松本は、その場で加山のプロポーズを受けたようで、最初はスイスで挙式を挙げることも考えたと言います。ただ、最終的にロサンゼルスにしたのは気候の問題だったようです」。
松本は、70年6月まで当時、放送していたフジテレビの人気番組「ズバリ当てましょう」にアシスタント役で出演していた。しかし、それ以前に19歳の時にCMガールから「東宝テレビ部」入りした時、同じ東宝のスターだった加山と知り合った。「3年越しの交際を続けてきたようだ」(前出の取材記者)という。
2人が結婚したのは、プロポーズから1ヶ月経ってからだった。しかも、その情報は「全くマスコミにキャッチされていなかった」という。しかし、そういった中で、2人の結婚に呼ばれていたのがフジテレビで「スター千一夜」の番組を担当していた高田明侑ディレクターだった。
「松本くんから8月31日に電話があった。結婚するが家族にも知らさないので、せめて、その風景を記念のために撮影して残しておきたいと依頼された。彼女の要望なので、すぐに渡米した」(高田ディレクター)。
「スター千一夜」と一緒に、フジテレビでアナウンサーをしていた露木茂も同行した。この時、露木アナは加山に、パシフィック・パーク・ジャパンの倒産問題についても単独インタビューしている。加山は「世間様に迷惑をかけてしまっているので、この結婚を機会に土台から固めたい」と繰り返し語っていたという。
要するに、加山にとって、松本との結婚は「第2の人生のスタート」だったのかもしれない…。
(つづく)