アンドリュー・ロイド・ウェバー曰く「アビイ・ロード・スタジオ を守るために私自身に出来ることは何でもする」

20100310002612.jpg20100310002642.jpg新作ミュージカル「オペラ座の怪人2〜ラブ・ネバー・ダイズ」のプロデューサーで作曲者でもあるアンドリュー・ロイド・ウェバー氏で、最近話題になったことと言ったら、何といっても、英EMIミュージックによる「アビイ・ロード・スタジオ」【写真】の売却騒動だろう。言うまでもなく、このスタジオはザ・ビートルズのアルバム・ジャケットで有名になった。
すでに記したが、スタジオ前の「横断歩道」は観光地となっている。そのアビイ・ロード・スタジオの売却騒動が勃発した時は、ビートルズ・ファンが嘆いたが、この時、早速、スタジオを「買いたい」と手を挙げたのがアンドリュー氏だった。
因みに、この時、アンドリュー氏は広報官を通じて「スタジオを救うことが、イギリスの音楽業界の未来にとって重要なこと」とコメントしていた。
結局、スタジオは英国政府が「重要文化財」に指定したことで、売却騒動は終息したが、今回、アンドリュー氏は、アビイ・ロード・スタジオについて、初めて自らの気持ちを語ってくれた。
アンドリュー氏は、自身の手がけてきたミュージカルの音楽は、全て、このアビイ・ロード・スタジオでレコーディングしてきた。今回の「ラブ・ネバー・ダイズ」も当然だが、同スタジオでレコーディングしている。
「実は、ロンドンには、オーケストラのレコーディング・スタジオが極端に少ないんですよ」
アンドリュー氏は、そう切り出した。そして…。
「今まで、私は、このスタジオを使ってきたが、アビイ・ロード・スタジオというのは最高のレコーディングを可能としてくれるんですよ。そういった意味で今回、EMIがスタジオを売ると聞いた時は驚いた。驚いたというより、咄嗟に、このスタジオを守るためには自分が買うしかないと思ったんです。結局、EMIが売却しない方針を打ち出したので、今は安心しています。ただ、これからも何かあったら、スタジオを守るために私自身に出来ることは何でもするつもりです。どんなことがあっても全力でスタジオを守っていきたい」
と語っていた。
おそらく、アンドリュー氏は、このアビイ・ロード・スタジオを自分だけのものにしたいと思っているに違いない。そんなオーラがプンプン漂っていた!?

アンドリュー・ロイド・ウェバーの新作「ラブ・ネバー・ダイズ」主題歌に平原綾香を大抜擢!!

20100310090021.jpgミュージカル「オペラ座の怪人」の“続編”とも言うべき「ラブ・ネバー・ダイズ(原題)」(3月10日からロンドンで上演)のタイトル曲を平原綾香が歌うことになった。同ミュージカルの作曲とプロデュースを手がけるアンドリュー・ロイド・ウェバーが指名したという。アンドリュー氏は「素晴らしい日本のアーティストと巡り合えた」と平原を絶賛していた。同ミュージカルは、10日から英ロンドンで開幕した。
「続編ではあるが、前作を観ていない人にも楽しめる内容となっている」と言っていたアンドリューだが、曲についても「登場人物は、前作以上に細かく描いている。そういったことから音楽も、よりストーリーに合わせバラエティーに富んだものを揃えた」と解説、その中で「今回、最も重要な作品を平原さんに歌ってもらった」と言う。
同ミュージカルは今秋、米ニューヨークのブロード・ウエイでの上演は決まっているものの、日本での上演は決まっていない。平原は、日本語で歌っているが、アンドリューは、すでに日本での上演を意識した取り組みをしているのかもしれない。
ところで、アンドリューは、ロンドンにある事務所に平原を招いて作品への参加を感謝した。アンドリューが日本人アーティストを自身の事務所に招いて会うのは異例のことだという。
「今回の作品は、前回以上に難しいもので、人選には苦労したが、平原さんの美しい声によって、素晴らしい作品が完成した。非常に満足しているし、改めてお礼を言いたい」。 
アンドリューから「素晴らしい」と絶賛された平原は「最初は、私に歌えるか心配だった。やるかやらないかも悩んだりしましたが、今は、この作品を歌えることが出来て幸せに思っている」と興奮気味だった。
平原の歌は、3月24日に発売されるアンドリュー・ロイド・ウェバー「オペラ座の怪人2 〜ラブ・ネバー・ダイズ〜」に収録される。