所属アーティストも災難!? 出資を受けた“親会社プロダクション”を「殺人集団」と言い放った女社長(下)

「PSカンパニー」は、弱小プロダクションだったため、資金のあったビジュアル系プロダクションからの出資を受けたが、いざアーティストが育ったら、その途端に態度を豹変、言うに事欠いて「あのプロダクションは殺人集団」なんて暴言をはいだのが女社長・尾崎友美である。しかも、その暴言の理由を聞いて唖然呆然だった。
くどいようだが尾崎友美が「殺人集団」と言い放ったプロダクションについて言っておくと、「PSカンパニー」というのは、ビジュアル系ロック・バンドの“ガゼット”など、所属アーティストの育成費や事務所の運営資金を出資してもらっていたのだ。いわば「PSカンパニー」にとっては“親会社”とも言うべきプロダクションだったと認識している。だとしたら、尾崎の発言というのは、それこそ”天に唾する”ようなものではないか!! 当然、尾崎の発言は大問題となり、「名誉毀損」で告訴されるまでになった。被告人は「PSカンパニー」と、その代表表取締役社長である尾崎友美。
この裁判で証人尋問に立った尾崎は、自らの「殺人集団」発言の理由について
「私は普段、処方されていた睡眠薬を大量に飲み、自殺未遂をしました。私を、そこまで苦境に追い込んだのだから、あの事務所は殺人集団なんです」。
なんて言い出して、傍聴人の間からは失笑が出たらしい。
確かに、こんなことを裁判で言っちゃうんだから笑っちゃう。よく自殺の原因について「世の中が悪い」「社会が悪い」とする人はいるが、そんなの、単なる言いがかりに過ぎない。結局は、自分自身の問題ではないか?
常識で考えて、そんな身勝手な理由が裁判で認められるはずもない。結局、裁判ではPSカンパニーと尾崎友美の「不法行為」が認定され、完全なる「名誉毀損」という判決が下り、損害賠償の支払いが命じられた。
それにしても、バンドには仮病でライブをドタキャンさせたかと思ったら、次は「名誉毀損」というのだから、この尾崎と言うのは、とんだ“女ギツネ”である。そう言えば以前、ビジュアル系で、お気に入りだった人気アーティストを自分と同じマンションに囲っていたなんて話もあった。ところが、このアーティストに女が出来て結婚したら、色々理由を並べ、契約を即打ち切ったという。これって本来は、契約違反になるのだが、それが問題にならなかったのは、そのアーティストが契約打ちきりを望んでいたからだと言われている。うがった見方かもしれないが、「色恋の切れ目は縁の切れ目」ってことか?
ところで、どう見ても“類友”になって不思議ではないピーチ・ジョンの野口と尾崎との違いは、野口というのは親会社である「ワコール」に逆らわないことだろう。同じ“女ギツネ”でも器が違うようだ。
それにしても、尾崎は、所属事務所の社長として、所属バンドからの逆襲を受けることなんかを考えたことはないのか? だいたい、裁判所から「名誉毀損」と言うレッテルを貼られ、損害賠償の支払いまで命じられたのである。どう考えても、所属するバンドにとっては明日は我が身だろう。常識のある賢いバンドだったら、事務所の不法行為を盾に「尾崎と組んでいたらロクなことにならない」と考えるはず。要は、エイベックスから一方的に契約を解除された押尾学の逆である。万が一、そうなったら事務所側にはなす術はない。
そういった意味では、今後、「PSカンパニー」からのアーティスト、バンド流出なんてことも十分に考えられる。すでに、水面下では、不穏な動きがあるとも言われている。
本来、事務所にとっては大変なことだと思うが、尾崎にとっては「そんなの関係ねぇー」って感じかもしれない。だとしたら、所属バンドはもちろん音楽業界もファンも甘く見られたものだ。
しかし、それでも平然とした顔してやっていけるビジュアル系の世界って言うのは、常識的に考えておかしくはないか? もっとも「永久追放」と言われていた北野誠も、1年も経たないうちに戻ってこれる芸能界である。いずれにしても、この問題は、今後も引き続き探っていきたい。