需要拡大と言うけれど…CDショップ店員の単なる自己満足でしかない?「CDショップ大賞」

20100121190332.jpgこの業界に携わっていて、どうにも理解できないのが去年から始まった「CDショップ大賞」なるものだ。全国のCDショップ店員が「売りたい」「聴かせたい」邦楽アルバムを選ぶもので、低迷するレコード産業にあって「需要拡大のキッカケになれば…」と、日本レコード協会も強力にバックアップしている。
こういった大賞があることは、もちろん業界にとっては大切だろうと思う。しかし…。正直言って、この「CDショップ大賞」に関しては全く理解できない。「無駄」とは言わないまでも、今流行の「仕分け作業」の中で項目にでも入っていたら、僕だったら「縮小」。大目に見て「検討」の部類に振り分けるだろう。
で、今年の受賞者。大賞には邦楽で“THE BAWDIES(ザ・ボゥディーズ)”の「THIS IS MY STORY」が選ばれ、今回から新たに加わった“洋楽大賞”にはLADY GAGAの「The Fame」が輝いた。思わず「ハァ!?」である。選考の基準がサッパリ分からない。確かに洋楽でLADY GAGAが「大賞」を獲るのは理解できる。だけど、問題は邦楽である。“THE BAWDIES”が「大賞」と聞いて、どれだけの人が納得出来るのか?この時点で、この大賞を実施している意味が分からない。念のため誤解のないように言っておくが、何もバンドを批判しているわけではない。将来性もあるようだし、バンドとしての実力だってあると思う。しかし、それとこれとは別である。CDショップ店員の総意なんだから文句を言うこと自体、おかしいのかもしれない。だけど…。
「売りたい」「聴かせたい」っていうけど、全国のCDショップの店員さんって、こういったアーティスト、CDを売りたいと思っていたんだ…なんて思う半面、こんなことやっていたら、CDショップはビジネス――商売にならんだろう…なんて余計なことを思ってしまった。
基本的に、狙いが見えないってこと。
「CDショップ大賞」であれ何であれ、大賞を選ぶ場合、メディアを意識するものだ。いくら大賞に輝いても、雑誌や新聞、テレビなどのメディアに乗らなければ全く意味がない。そういった意味で見た場合、“THE BAWDIES”じゃメディア側も興味を示さないだろう。せいぜい、「日本レコード協会がバックアップしているんだから…」とか、アーティストの所属するレコード会社(今回はビクターエンタテインメント)の担当者から懇願されて記事にする程度だろう。それにしても、とりあえずは「業界ネタ」程度の話。そう考えたら、この「CDショップ大賞」って何を目的に開催しているのか…僕には理解できないし分からない。これだったら、何年やっても権威も出てこないだろう。「継続はパワー」というけど、それ以前の話である。一応、「CDの需要拡大」の一環だと思うけど、誰から見ても需要拡大にならないだろうと思うはずである。だいたい、レコード業界は11年連続で前年割れ。09年のオーディオ・レコードは前年を16%も下回る売上げである。ということは、CDショップは、もっと深刻な状況なはずなんだが…。
例えば、日本レコード大賞はEXILEが受賞した。これは、誰もが納得できる受賞だろう。「CDショップ大賞」は、コンセプトも何も違うから、一番売れたものを選べとはいわないが、例えば「紅白」では、木村カエラが歌った「Butterfly」が売れているという。視聴者が改めて「いい曲だ」と思ったからだと思う。そういうものである。何も、特定のアーティストじゃなくても、企画物のアルバムなんかでも該当作品があるんじゃないか?「CDショップ大賞」なんだから、何でも対象になるはずである。要するに、CDショップの店員が選考するんだったら、もっとパッケージ商品を意識すべきだろうし、何よりメジャー感を持たせないとダメだと言うことだ。
因みに、「第1回CDショップ大賞」の大賞は、インディーズで、相対性理論の「シフォン主義」だった。ま、現時点では、CDショップ店員の自己満足でオシマイだろう。

ロンブーの田村淳…安室奈美恵と交際宣言は参院選出馬に向けたイメージ戦略だった!?

歌手の安室奈美恵との交際を認めていたロンドンブーツ1号2号の田村淳が最近、安室の話題を避け始めている。「刺激し合う関係」と交際を認めた淳だが、余りにもハシャギ過ぎたのか、逆方向に刺激してしまったのかもしれない。しかし、発覚当初は「お笑い界の超モテ男と、歌姫の”ビッグカップル”」なんて言われたが、単なる話題づくりの関係でしかなかったのだろう。ま、そのうち「破局していた」なんてことに…。
それにしても、今回の「交際宣言」は何だったのか?
ある関係者によれば、夏の参議院選挙に出馬するための話題づくりなんて情報も…。要は、選挙に出馬するためのイメージ戦略だそうで、これまで、業界内では「プレイボーイ」と言われ続けてきたが、ここにきて「真面目になった」ことをアピールしたかったというのだ。今までの”女好き”のイメージを払拭するための戦略だったとうのである。
「ここ数年の敦は、政治の世界に興味を持ち始めているんですよ」
というのは、吉本興業に近い関係者。
「実は、ちょっと前に、あるスポーツ紙から連載の依頼を受けたことがあったんですが、敦は、引き受ける代わりに内容に対して条件を出したんです。その条件と言うのが、連載の全てを政治の問題で話すことだったんです。とにかく、今の彼の頭の中は芸能界より政界への進出でしょうね。そういった意味でも、徐々にでもイメージ・チェンジを図ろうとしているんじゃないでしょうか…」。
すでに「民主党からの出馬を決めている」なんていう情報もある。
ま、出馬したら、今の敦だったら知名度、人気から言っても当選することは間違いないだろう。それにしても、安室との関係が発覚したとき、業界内には、淳でも「EXILEのアツシ?」なんて言われているから、芸人としてはまだまだである。
しかし、どう考えても安室と淳ではアンバランス過ぎる。せいぜい、安室からしたら「一緒にいたら、面白いし、楽しい」という程度。2人で米アリゾナ州にあるインディアンの聖地・セドナを訪ねたなんて言って、盛んに交際をアピールしていたけど噂によれば、男女の関係は全くないと言われている。安室の前では、淳も「草食系男子」に変身しちゃっている!?

ちゃんこ鍋とラーメンで儲けた金で招聘か!? 異色の女性ヘビメタ・バンドのアイアン・メイデンズ来日公演!!

holiday-TIMS_Pantie_Shot.jpg英ヘビメタ・バンド、アイアン・メイデンが全世界で唯一公認したというヘビメタ・カバー・バンド、アイアン・メイデンズが初来日する。異色のレディース・バンドだ。本家は英国出身だが、彼女たちは米カリフォルニア出身だという。今週の末にも来日して来週25日から東京、大阪、名古屋の3大都市でダイナミックなライブ・パフォーマンスを繰り広げる。東京の会場は「HOLIDAY新宿」というライブハウスで、新宿・歌舞伎町にある。有名なホストクラブ「愛」の隣にあって、近くには「新宿アート」なんいうストリップ小屋なんかもある。そんなロケーションの中にあるライブハウスだけに過激なライブが予想される。
ところで、アイアン・メイデンというバンドは、90年から00年にかけて全世界にヘビメタ・ブームを巻き起こした。このバンド名は、中世ヨーロッパの拷問器具「鉄の処女」に由来するそうだ。正直言って、音楽的には自分の好みではないが、かつて英国では3枚のアルバムが1位にランクさせている。日本でも熱狂的なファンは多く”ヘビメタの神様”なんて呼ばれているほどだ。
そのバンドのコピー・バンドとして結成されたのが、5人組レディース・バンド”アイアン・メイデンズ”だった。01年に結成されたそうで、メンバーは
●ボーカル=キルスティン“ブルース・チキンソン”ローゼンバーグ
●ドラムス=リンダ“ニッキー・マクブレイン”マクドナルド
●ギター=コートニー“エイドリアナ・スミス”コックス
●ギター=サラ“ミニ・マーレイ”マーシュ
●ベース=ワンダ“ステフ・ハリス”オルティーズ
…もっとも、メンバーの名前を書いても、誰が誰だか分からないのだが、聞くところによれば、米国の西海岸では、かなり有名らしい。
「南カリフォルニアで人気爆発、瞬く間にアイアン・メイデンのトリビュート・バンドとして国際的に認知されたんですよ」
と、招聘する「HOLIDAY」の藤原靖弘さんは言う。
それも単に、彼女たちは美しさだけでなく、音楽性やライブ・ステージの完成度の高さなども話題になっているというのだ。
結成以来、アイアン・メイデンのマスコット的な存在となっていて、全世界からは「本家以上にオファーが殺到している」というのだ。米国内では、アイアン・メイデンの新作CDリリースのパーティーでライブも行うほどの存在になっているとも。
「正直言って、ギャラは破格でした」。
…もっとも「破格のギャラ」なんて言い方は、招聘するところが、よく使う言葉である。ま、名刺代わりの言い方である。もっとも、彼女たちは単なる“コピー・バンド”。そういった意味から言ったら“コピー・バンド”としては「破格のギャラ」ってとこだろう。しかし、藤原さんによれば
「彼女たちは、米国でもCDが4万枚以上を売るなど実績も認められている。日本でのCDについては現時点では輸入盤に頼ることになるが、彼女たちの魅力は何といっても、セクシーなところ。すでに、日本国内での映像権は取得したので今後は、DVDのセールス拡大に取り組んでいきたい」
なんて、早くもソロバンならぬ電卓を打っている。
しかし、藤原さんというのは、実に商売人だ。表の顔は、日本音楽事業者協会の会員でもあるが、気づいたら日本相撲協会に入り込み、何と朝青龍にいつの間にか関わっていて、東京・両国の国技館前に「ワールドちゃんこ朝青龍」なんていう、ちゃんこ鍋屋をオープンしてウハウハさせている。年内には米ロサンゼルスにも進出するようだ。他にも、東京・赤坂のTBS前には「ありがとう」なんていうラーメン屋まで。TBSの人気ドラマだった「ありがとう」を彷彿させた店で、主演だった歌手の水前寺清子をイメージしたというが、これが団塊のオヤジから人気となっている。いやいや商売人である。おそらく、ちゃんこ鍋屋とラーメン店で儲けた金で今回は招聘したに違いない!? 
公演は1月25、26、31日=東京・HOLIDAY新宿、1月28日=大阪・HOLIDAY大阪、1月29日=愛知・HOLIDAY名古屋。開演は午後5時30分で、料金は3800円。

人と人との繋がり、団体間との繋がりで業界の不況を吹き飛ばしたい…音制連新年会で大石征裕理事長

20100118203426.jpg音楽制作者連盟(音制連)の新年懇親会が18日夜、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行われた。加盟プロダクションの他、マスコミ、音楽関係者ら1500人が詰めかけ実に盛大だった。13日には日本音楽事業者協会(音事協)の新年会も行われたが、当然だが雰囲気も顔ぶれも全然違う。同じなのはマスコミ、音楽関係者ぐらいか…。ちょっと気づいたのは、音事協では日本民放連盟の広瀬道貞会長(テレビ朝日会長)が挨拶していたが、音制連は、NHKの日向英実・専務理事(放送総局長、放送統括、NHKオンデマンド推進)が乾杯の挨拶をしていた。やはり、こういったものは両者で話し合っているのか? それは、ちょっと分からないが、どっちにしても、こういった懇親会だけは不況知らずだ。
ところで、音制連を代表して大石征裕・理事長(マーヴェリック・ディー・シー社長)は
「(音楽業界は)遺法配信の件など問題は山積しているが、これからの音制連の方向性としては、放送局との連携に重点をおいていきたい。ネット法のことも含め、テレビ業界との協力関係を強化していく。音楽業界は不況と言われているが、人と人との繋がり、団体間との繋がりが、この業界の不況を吹き飛ばしていくだろうと思う。政治のことは詳しくないが、勢いよく、真っ直ぐにやっていきたい」。


また、来賓を代表して音事協の
尾木徹会長(プロダクション尾木)は
「昨年は、外国勢の余りの勢いに圧倒された1年だった。日本の国策としては海外への文化振興、進出に関しては余り大きな手立てを果たしていなかった。一方で、水際での作戦、水際で止めるような作戦も打ってこなかった。このため日本は知らず知らずのうちに超文化輸入大国になってしまった。昨年の夏、パリで『JAPAN EXPO』が開かれた。アニメソング、アニメ、ビジュアル系などが動き出していることは聞いていたが、何と、そのイベントで最も盛り上がったのがAKB48だったと言います。これには大変驚いたが、しかし、その一方で、これも、昨今のネット時代がもたらした日本文化の輸出の第一歩ではないかと思った。ネットに関して、我々は常に弊害ばかりを嘆いてきたが、これからは、ネットを通して海外への進出を企てていくことが重要だろう。今年のテーマとしては『3C』。チェンジ、チャレンジ、そして制作者としてのクリエーション…。この『3C』を大きなテーマに掲げて、世界に飛び出す第1歩の年にしていきたい」。


そして、乾杯で日向英実・専務理事は
「NHKでは、昨年の『第60回NHK紅白歌合戦』を、初めてオンデマンドでネット配信した。『紅白』は、『歌の力』をコンセプトに掲げて取り組んだが、ネット配信を通してコンテンツとしての力を改めて実感した。これまで、NHKのオンデマンドは、ドラマ『坂の上の雲』が10日間で5000アクセスで最高だったが、『紅白』は10日間で5万を超えるアクセスがあった。単純に『坂の上の雲』の10倍…。これはアーティストのエネルギーがネットでもしっかり伝わったからではないかと思う。今年に入ってからも大河ドラマ『竜馬伝』が、すでに1万を超えている。まだ、商売になるまでにはいっていないが、NHKとしてもネットのマーケットを健全なものにするために努力し、市場をしっかり開拓していきたい」。

デビュー10周年の夏川りみ。妊娠3ヶ月も体調不良から“切迫流産”の危険性も…

「涙そうそう」で知られる夏川りみが妊娠3ヶ月だという。だが…。
本来なら「おめでたい」話ではあるが、ここ数日の体調不良から、ここにきて「場合によっては切迫流産の危険性もある」というのだ。
夏川は、昨年1月に自身のツアーで知り合ったパーカッションの玉木正昭氏と結婚した。そして、今年に入ってから妊娠3ヶ月であることが分かったが、何と、ここ数日の体調不良から1月16日にNHK大阪ホール、17日に奈良県文化会館で予定していたデビュー10年記念公演を延期することになった。しかし、事務所からは具体的な病状は明らかにされていなかった。
もっとも周囲は「単なる風邪か」と思われていたが…。しかし、実は、かなり深刻のようだ。関係者によると「妊娠3ヶ月で一番重要な時期。現時点では問題はないが、場合によっては切迫流産の可能性もある」と言う。大事に至らないことを祈るばかりである。

ユーミン「『いちご白書』をもう一度」の題材を提供した音楽プロデューサー前田仁さん死去!!

20100118170302.jpg音楽業界の重鎮が、また1人逝ってしまった。
音楽プロデューサーとして活躍されていた前田仁さんである。最近、連絡を取っておらず、その様子は知らなかったが肺がんで療養していたという。1月15日に亡くなったという。それにしても、まだ63歳である。
前田さんは、早稲田大学を卒業後、就職で受けた商社に入れず、69年にCBS・ソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)に入社した。その後、エピック・ソニーに移ったが、ピーター、にしきのあきらに始まり、よしだたくろう(吉田拓郎)、岡林信康、中川イサト、斉藤哲夫、ばんばひろふみ、ふきのとう、山本コータローなど、多くのアーティストたちの歌を世に送り出してきた。音楽業界では「ニュー・ミュージック」というジャンルを最初に築いたのが前田さんだった。
前田さんで、よく聞く話が荒井由実(松任谷由実)が作り、バンバン(ばんばひろふみ)が歌って大ヒットした「『いちご白書』をもう一度」だろう。この作品は、早大での紛争を経験した前田さんの提供した素材をもとにユーミンが作り上げたものだったと言う。
エピック・ソニーを退社した前田さんは、85年にポリドール(現ユニバーサルミュージック)に入社し、取締役邦楽本部長に就任した。ポリドールでも多くのヒット曲を作り上げたが最後はスピッツだったかもしれない。ポリドールを辞めた前田さんは、スピッツや浜田省吾らが所属するロードアンドスカイなんかの出資で、「ジングル・プラス・エンジェル」という新しいレコード会社を設立した。96年のことだ。前田さんに誘われて、僕の知り合いも何人か、その会社に入った。
その頃、毎週、何度か前田さんとは会って、お茶をしたり食事をしたりしたが、ヒットが生まれなかった。確か、現在は俳優としても活躍中の藤重政孝なんかをやっていたような…。その後、このレコード会社も消滅し、前田さんはフリーに転じたが、そこは「名物プロデューサー」である。業界内では知られていただけに、何だかんだと頑張っていた。
しかし、聞くところでは、体調が思わしくなく、ここ数年は、思い切った仕事が出来なかったそうだ。肺がんが発見されてからは入退院を繰り返していたといい、手術も何度かしていたという。壮絶な闘病生活だったようだ。
通夜は1月20日、葬儀・告別式は21日に東京・西五反田の「桐ヶ谷斎場」で行われる。

寺山修司さんに見出された歌手・浅川マキさんが名古屋市内のホテル浴室で急死!!

劇作家の故・寺山修司さんに見出され、団塊の世代から人気の高かったシンガーソングライターの浅川マキさんが17日夜、愛知県名古屋市内のホテルの浴室で倒れているのが発見され、救急車で名古屋大学医学部付属病院に搬送されたものの死亡が確認された。
関係者によると、発見時に既に心肺停止状態だったとも言われる。67歳だった。
浅川さんは、石川県出身。米軍キャンプやキャバレーなどで音楽活動を始め、67年に「東京挽歌/アーメン・ジロー」をビクターから発売した。
68年、劇作家の寺山さんに見出され東京・新宿のアンダー・グラウンド・シアター「蠍座」で初のワンマン公演を3日間に亘って行った。
ビクターから東芝音楽工業(現:EMIミュージック・ジャパン)に移籍し、69年7月1日に「夜が明けたら / かもめ」を発売したが、これが正式な歌手デビューだとされている。大晦日に東京・池袋文芸坐ル・ピリエで行っていた定期公演は有名だったとか。00年以降はジャズ・クラブ「新宿 PIT INN」を本拠地として定期公演を再開、 ジャズ、ブルースや黒人霊歌を独自の解釈で歌唱していた。
浅川さんは、15日から3夜に亘って名古屋市内のライブハウスでジャズ・ライブを行っていたが、17日の最終日に会場に来なかった。何度か浅川さんに連絡したものの、連絡がつかないことを不審に思った関係者が宿泊先のホテルの部屋を訪ねたところ浴室で倒れているのを発見、急いで救急車を呼んだが、既に死亡していたという。愛知県警は「事件性は薄い」と説明しているだけに、心臓麻痺など病死した可能性が大だ。葬儀は遺族の意向から密葬となる。
親交のあるアーティストや文化人には泉谷しげる、坂本龍一、仲井戸麗市、つのだ☆ひろ、長谷川きよし、山下洋輔、後藤次利、坂田明、カメラマンの田村仁などがいるだけに今後、お別れ会なども考えられるが現時点では未定だ。

小沢一郎4億円の裏金疑惑のキッカケとなった元福島県知事・佐藤栄佐久の収賄事件と小椋佳との気になる関係!!

ついに日本最強の政治家・民主党幹事長・小沢一郎と日本最強の捜査機関・東京地検特捜部の最終戦争が勃発した。小沢にしても、地検にしても、もはや引き返すことは出来ない。ここまできたら下手なドラマを観るより面白いだろう。
それにしても、地検特捜部は小沢の元秘書で民主党衆議院議員の石川知裕、元私設秘書の池田光智、さらには小沢の元会計責任者で公設第1秘書だった大久保隆規=公判中=まで政治資金規正法違反(不記載)の疑いで逮捕した。「特捜部の暴走」とは言っても、現職の政治家まで逮捕するのだから、確実なものがあったのだろう。
ところで、今回の事件では鹿島建設も強制捜査をしたが、小沢の「問題の4億円」について、地検特捜部は水谷建設から小沢に裏金1億円が入ったと見ている。この裏付けとなったのは、4年前の96年10月に収賄容疑で逮捕された当時の福島県知事・佐藤栄佐久だったらしい。佐藤栄作という総理大臣がいたが、この御仁は佐藤栄佐久。ま、名前が同じと言うだけで、政治家としては月とスッポンだったようだ。しかし、腹黒さでは比べ物にならなかった?
余談はともかく、水谷建設から小沢への1億円の裏金は、その時に佐藤栄佐久の捜査をした際に佐久間達哉特捜部長が聞いたらしい。その後、水谷建設で逮捕された幹部が塀の中で「小沢に渡した」とか証言したそうで、疑惑が深まったと言うのだが、小沢の4億円のうち1億円が裏金だったと、どこで、どう判断するのか?やはり証言を引き出すしかないのだろう…。
それにしても、改めてというか、収賄で逮捕された、この佐藤栄佐久という男は凄い人だった。逮捕の容疑は福島県発注の下水道工事を巡る談合だった。
1億円の収賄の容疑。ダム工事受注に便宜を図った見返りに、建設業者と(佐藤栄佐久の)実弟・佐藤祐二(逮捕)の経営していた衣料メーカー「郡山三東スーツ」との間で行われたとされる土地取引を巡る資金の一部が、賄賂に当たると判断されたのだ。しかも、この「郡山三東スーツ」は、何と、日本オリンピック委員会(JOC)との癒着まで指摘されていた。地元の住民が言う。「実は、オリンピックの日本選手団や役員が着ているスーツは郡山三東スーツが独占的に受注していたんです。地元では『何で、郡山のような田舎の会社なんかにオリンピックのスーツが獲得できたんだろう…』って話題になっていたほどです」。
佐藤栄佐久は、この衣料メーカーの会長だったこともある。しかも筆頭株主だった。
結局、佐藤栄佐久に関しては、収賄容疑だけで終わりになったが、この事件を捜査した佐久間は、動物的な勘からか?当時から「絶対に何かある」と思っていたに違いない。そこで2年前に特捜部長になった佐久間は「もしかしたら、ここからデカい山を狙える」と判断したのかもしれない。案外、捜査のキッカケは単なる先入観のようなものだったかもしれない?
それにしても、今さら佐藤栄佐久の逮捕を振り返ったところで何も意味がない。それより、いつだったか記したことがあったが実は、佐藤栄佐久は小椋佳とじっ懇の間柄だったのだ。
――小椋佳と言えば、誰もが知っているだろう「シクラメンのかほり」や「俺たちの旅」「愛燦燦」など数々のヒット曲をもつシンガー・ソングライターである。
「2人は東京大学法学部の先輩、後輩の間柄なんですよ。福島県内で小椋がコンサートをやっている時は、どんな都合があっても会場に駆けつけていました。正直言って異常な感じだったので、いつも話題になっていました」
と地元の関係者。
経歴を見ると、確かに佐藤前知事も小椋も東京大学法学部卒業。佐藤が卒業した昭和38年に、小椋は東大法学部に入学している。入れ替わりだった。卒業後、小椋は勧業銀行(その後の第一勧業銀行、現みずほ銀行)に入行した。その小椋と、佐藤前知事との”出会い”について、ハッキリしたことは分からないが、佐藤前知事は、「日本青年会議所」の副会頭を務めていた。また、参議院時代には「大蔵政務次官」にもなった。となると、その時代に関係を深めた可能性がある。
「佐藤前知事は、当時から小椋のファンでしたからね。第一勧業銀行の行員だった小椋に近づこうと思えば、いつでも出来る状況にあったはず」(地元紙の記者)。
佐藤が逮捕された96年12月に福島県文化センターで小椋のコンサートがあった。
佐藤は知事を辞めても「コンサートに行きたい」と周囲に漏らしていたそうだが、逮捕されたため行くことは叶わなかったそうだ。
しかし、佐藤の収賄容疑とは関係ないが、小椋佳との関係も「単なるファン」と言うには「ちょっと限度を超えていた」と言われるだけに、気になるところだ。

小沢一郎秘書逮捕劇で陣頭指揮を執る特捜トップ佐久間達哉は在米大使館書記官も務めていた!!

民主党・小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡っての東京地検特捜部の強制捜査で、小沢の元秘書だった民主党衆議院議員・石川知裕と、元私設秘書の池田光智が「政治資金規正法違反(不記載)」の疑いで逮捕された。そして、きょうも小沢の元会計責任者で公設第1秘書・大久保隆規被告=公判中=も逮捕されたから、3人もの元秘書が逮捕されるという異常事態に。
しかし、小沢が納得するはずがない。きょうの午後、民主党大会が行われ、小沢は「全面的に(検察と)闘っていきたい」と言い放ち、日本最強の捜査機関・東京地検特捜部と闘う姿勢を明らかにした。
それにしても、地検特捜部の民主党――特に小沢一郎に対する捜査は異常である。いわば執念のようなものを感じる。
だが、冷静に考えたら、特捜部が、何でここまで突っ走ることが出来るのかと言えば、それはバックに「アメリカ」がついているからだ。今や、米国にとって小沢一郎は、それこそアルカーイダのサウジ・ビン・ラーディンのようなものかもしれない。
今回、小沢の土地取引疑惑を巡り、逮捕に踏み切った石川にしても、池田にしても「政治資金規正法違反(不記載)」というが、逮捕するような話でもない。在宅起訴がいいところである。二階俊博と違い過ぎる。一体、特捜部は何を考えているのか?
だいたい、特捜部で陣頭指揮を執る佐久間達哉・特捜部長からして怪しい。もちろん、特捜部長になるのだから検察の中でもエリート中のエリートだろう。今後、地検を辞めたとしても「小沢一郎を追い詰めた男」としてテレビなどで活躍出来るに違いない。しかし、この佐久間特捜部長は、各主要ポストを歴任してきたが余り評判がよろしくない。
佐久間特捜部長は、08年7月に特捜部長に就任したが、これまでに在米大使館書記官なんかも務めてきた。そういった意味でも、米国とは深い関係を持っていることは確か。そもそも、自民党政権下で部長に就任したわけだから当然、民主党政権になったことに不満を抱いたとしても不思議ではないだろう。
小沢が600人も引き連れて中国を訪問したことも面白くなければ、昨秋の天皇陛下と中国・習近平副主席の「特例会見」にしても面白くなかったはず。この習近平副主席との特別会見では、裏で小沢が動いたとして「天皇の政治利用ではないか」なんて批判が起きたが…。
その後も、沖縄・普天間基地の問題が日米関係を揺るがしていた。もっとも、普天間基地の問題なんて、米国にとってはたいした問題ではないだろうが、何かと米国に対して物を申す小沢には面白いはずがない。
「小沢を黙らせろ!」
佐久間特捜部長は、そんな米国の意向をくみ取ったのか、受けたのか…。
政権は自民党から民主党に交代したが、検察内部は、まだまだ自民党政権のままだってことだ。

小沢一郎元秘書逮捕劇は米国の反撃!? 「東京地検特捜部は本気」ではなく「米国が本気」

20060530183441.jpg思い返せば、昨春の「西松建設」騒動は、初来日したヒラリー・クリントン米国務長官を小沢が無下にしたことから始まったと思われる。どう見てもクリントンを怒らせてしまった結果だった。
…と言いうのも、米国はオバマ大統領になって、その“目玉”がクリントンだったことは言うまでもない。そのクリントンが“最初に訪問する国”として選んだのが日本だった。しかも、クリントンは来日に際して、小沢との会談を要望してきた。しかし、小沢は、ノラリクラリとして返事をしなかった。もっとも、小沢はクリントンと会談したが、その時の会談で、小沢は
「日米同盟が何よりも大事だと唱えてきた者の1人である。ただ、同盟というのは一方が一方に従う従属の関係であってはならない。お互い主張を交換して議論し合い、よりよい結論を得る。そして出た結論についてはしっかり守っていく関係でなければならないと思っている」
と言い放ち、これからの日米同盟は、常に対等な関係である必要があるという持論を述べたのだ。さらに米軍再編問題、北朝鮮問題にも言及して、米軍再編問題については
「まず、両国で同盟国として世界戦略をきちんと話し合いをし、合意したうえで、個別の対応をしていくことが大事ではないか」
なんて指摘した。
とりあえず、クリントンは、小沢に同意したらしいが、内心穏やかではなかったはず。クリントンとしては、一番最初に訪問した日本で恥をかかされたと思ったに違いない。
当時は、まだ民主党政権ではなかったが、米国は「このまま日本が民主党政権になったら、米国にとってもマイナスになる」と思ったに違いない。
「小沢を潰せ!」
東京地検特捜部は、どう見ても、こういった米国の意向に沿って動いたとしか思えない。
しかも、米国が恐れていたことが現実となった。自民党が大敗し、民主党政権になってしまったのだ。「民主党政権を阻止しなければならない」と思っていた米国にとっては悪夢だったはず。
米国が小泉―竹中の“忠犬ポチ”に要求して実現したはずの「郵政民営化」も方向転換してしまった。それどころか、小沢は600人も引き連れて訪中である。沖縄の普天間基地の問題も暗礁に乗り上げ米国の思惑から逸脱してしまっている。とにかく、米国にとっては踏んだり蹴ったりである。これじゃ何一ついいことがない。
「このまま小沢一郎を放っておいたらとんでもないことになる」
米国は、新たな手段に出た。それが、今回の小沢の土地取引を巡る検察の強制捜査に結びついたことは確かだろう。世間的には「東京地検特捜部は本気」というが、そうではない。これは「米国が本気」なのだ。
(つづく)