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「紅白」は出場歌手に“目玉”がなければ歌唱曲にも“目玉”がない!! トリは石川さゆりと森進一か!?

日曜日, 12月 20th, 2009

「第60回NHK紅白歌合戦」の出場歌手の曲目が発表された。出場者は祝日、出場歌手の曲目は日曜日の発表…。NHKの担当者もご苦労様である。正直言って、わざわざ書くほどのものでもなかったが、まあ、恒例のことだから…。
それにしても、一体、どういったコンセプトで、こういった選曲になったのか? 「紅白」のテーマは「歌の力 ∞ 無限大」と言うけど、正直言って僕には、全く理解できない。しかも「紅白Remix」とか「紅白KODA SPECIAL」「紅白スペシャルヴァージョン」「紅白スペシャルメドレー」とか、何かと「スペシャル」ばかり。「無限大」って「スペシャル」ってつけることなのか?
ぶっちゃけ、出場歌手に“目玉”がないように、歌にも“目玉”がないって感じである。まあ、今年、亡くなった三木たかしさんを追悼して選曲されたのだろう石川さゆり「津軽海峡・冬景色」ぐらいか!? 森進一は「花と蝶」を歌うが、昨年に続いて川内康範さんの作品を選ぶとは、ちょっと芸がない。もっとも、川内さんは北海道函館市の出身で、住んでいたのは青森県八戸市。そういった意味じゃ「津軽海峡を渡って来た」わけで、理屈としちゃ無縁でもないが…。まあ、その程度の選曲だったら森進一は、吉田拓郎の「襟裳岬」を歌うべきだろう。何といっても、レコード大賞受賞作品でもある。大塚愛も、もう1回「さくらんぼ」を歌うとか、いずれにしても、60回目の“メモリアル紅白”なんだから、全員の出場歌手に「代表曲」を歌わせるべきだった。
トリについては、大トリでSMAPなんて話もあったらしいが、いつの間にか消えていた。だったら、誰が? 情報では北島三郎はないらしい。五木ひろしも…。となったら、考えられるのは森進一と石川さゆり。あるいはEXILEとDREAMS COME TRUEってところか? NHKでは夜の7時のニュースで木村カエラとか、絢香、嵐、遊介、福山雅治なんかの映像と共に歌う曲を紹介していたけど、いずれにしても、ちょっと盛り上がりに欠ける…。

【紅組】
aiko 「あの子の夢」
秋元順子 「愛のままで…」
絢香 「みんな空の下」
アンジェラ・アキ 「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」
いきものがかり 「YELL」
石川さゆり 「津軽海峡・冬景色」
AKB48 「RIVERサプライズ! 紅白Remix」
大塚 愛 「Is」
GIRL NEXT DOOR 「Infinity」
川中美幸 「ふたり酒」
木村カエラ 「Butterfly」
倖田來未 「2009紅白KODA SPECIAL」
伍代夏子 「忍ぶ雨」
小林幸子 「万葉恋歌 あぁ、君待つと」
坂本冬美 「また君に恋してる」
天童よしみ 「花筏-Hanaikada-」
DREAMS COME TRUE 「その先へ 〜紅白スペシャルヴァージョン〜」
中島美嘉 「流れ星」
中村美律子 「河内おとこ節」
浜崎あゆみ 「Rule」
Perfume 「ワンルーム・ディスコ」
平原綾香 「ミオ・アモーレ」
水樹奈々 「深愛」
水森かおり 「安芸の宮島」
和田アキ子 「もう一度ふたりで歌いたい」

【白組】
嵐 「嵐×紅白スペシャルメドレー」
アリス 「チャンピオン」
五木ひろし 「凍て鶴」
EXILE 「Someday」
NYC boys 「紅白60回記念NYCスペシャル」
北島三郎 「まつり」
北山たけし 「剣山」
コブクロ 「STAY」
ジェロ 「海雪」
SMAP 「そっと きゅっと〜世界に一つだけの花」
東方神起 「Stand by U」
TOKIO 「太陽と砂漠のバラ」
徳永英明 「壊れかけのRadio」
氷川きよし 「ときめきのルンバ」
FUNKY MONKEY BABYS 「ヒーロー」
福山雅治 「はつ恋」
布施明 「MY WAY」
flumpool 「星に願いを」
細川たかし 「望郷じょんがら」
ポルノグラフィティ 「アニマロッサ」
美川憲一 「さそり座の女 2009」
森進一 「花と蝶」
遊助 「ひまわり」
ゆず 「逢いたい」
レミオロメン 「粉雪」

がんと闘って38歳の若さで今夏、壮絶死した歌手の川村カオリさんの名前が消された…

日曜日, 12月 20th, 2009

image.jpg今朝(20日)のTBSの看板番組「サンデーモーニング」を観ていたら、番組の最後で「墓碑名09」というのをやっていた。今年、亡くなった著名人を紹介するのだが、CMを挟んで10分程度コーナーで特集していた。
その著名人は、文化、スポーツ、芸能人を中心に政財界まで幅広かったが、マイケル・ジャクソンなど海外も対象にしていた。
しかし、その中から1人だけ、抜けていた人物が…。
文化、スポーツ、芸能関係を中心にしているにも拘らず、「川村カオリ」の名前が…。
川村さんは、88年に、中山美穂の亭主になった今や作家の辻仁成プロデュースによる「ZOO」で歌手デビューした。デビュー・アルバムも「ZOO」というタイトルだった。その後、「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」(フジテレビ)のテーマ曲に「神様が降りてくる夜」に抜擢されたことから、大ヒットして一躍注目され、続く「翼をください」などもヒット。ニッポン放送「オールナイトニッポン」では、土曜日に松任谷由実に続く第2部を担当したこともあった。
99年に「SOBUT」のギタリストのMOTOAKIと結婚、01年には長女を出産した。5年前の04年に「乳がん」が発見され、左の乳房の切除手術と抗がん治療を受けていたが、翌05年には音楽活動を再開。さらに07年には離婚を決意し、心機一転のスタートをした(長女の親権は川村さんが持った)。
だが、08年10月に「がん」が再発。しかも、リンパ節、骨、肺にまで転移していたことが分かった。もはや「手術も不可能な」状態だったという。川村さんは、化学療法の治療を続け音楽活動を続けた。
今年5月には東京・渋谷のCCレモンホール(旧渋谷公会堂)でライブを行い、5月27日には、13年ぶりのフルアルバム「K」を発売した。アルバムについて、自身のブログで
「なんだかやっと出来たんだぁっって…。長かった道のりばかりが思い出されて、感無量のため息バカリ…。子供を産んだような気分です」
と書き綴っていたが、7月1日には再び、ブログで「がん」の転移が発見されたことを明かした。川村さんは
「ライブは、なんとか無事に最後まで歌えましたが、新たな転移があり、ライブ後すぐに入院して治療・検査をしていました。入退院を繰り返しているうちに体力を消耗してしまい、治療方針を細かく変えて治療中です」
と、治療に専念することを記していた。だが、このブログが彼女の最後のものとなってしまった。
そして28日午前11時1分、入院先の都内病院で死去した。38歳の若さだった。
思い返せば、同じ時期(7月7日)に俳優・勝野洋とキャッシー中島夫妻の長女で元歌手、モデルの七奈美さんが31歳の若さで「肺がん」のため亡くなっている。
それにしても、川村さんの死去は当時、忌野清志郎さんほどの騒ぎではなかったが、がんと闘っての壮絶な死として衝撃的なニュースとなった。ニッポン放送は「オールナイトニッポン」で特集をしていたし、アルバムも、そこそこ売れた。TBSにしてもニュースやワイドショーの中で大きく扱っていたから、気づかなかったわけではないだろう。
まあ、今回「サンデーモーニング」が、川村さん加えなかったのは、何か理由があったのだろう。いずれにしても、それが彼女への評価だったことは確かだ。しかし、「墓碑名09」にピックアップされていた顔ぶれを見る限り、理由はどうであれ彼女加えなかったのは疑問が残った。