“目玉”は何だ!? 出場歌手に意外性もなく新鮮味に欠ける60回目の“メモリアル紅白”

20091124042528.jpg「第60回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が発表された。60回目の記念の「紅白」だから、ちょっとは期待したが、発表された名簿を見て、正直、ショックを覚えた。すでに、ネットなどでは記事が書かれているが、【ヘッドロック】は何を書いていいのか分からず、結局、この時間になってしまった。
「60回でメモリアル紅白。“歌力(うたぢから)”をコンセプトに「本来の歌の魅力を伝えたい」なんてNHKは言っていたが、出場歌手の選定は「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出との合致」。さらには「NHKへの貢献度」「各種データ」としていたが…。で、出場歌手を見たら、ちょっと理解に苦しむ。まあ、初出場で嵐は分かるが、全体的には新鮮味がない。
初出場が噂されていた井上陽水は、事情はどうであれ、急に出演を辞退したと言われる。だったら、矢沢永吉は?とにかく、これまで吉田拓郎、中島みゆき、松任谷由実、そして昨年はMr.Childrenと続いてきたのに、メモリアルの紅白に大物の初出場がない。レミオロメンは、昨年のミスチルの代わりか? それにしても、この顔ぶれ、ちょっと寂しくはないか? だいたい、バーターとは言わないまでも、それに近いような出場歌手も見受けられる。
正直言って、“Ladies & Gentlemen”で知られる波和二率いる“エル・アンド・ジー”の広告塔の問題で落選した細川たかしのカムバックには驚いた。ま、歌手としては実績もあり、コンセプトの”歌力”には合致するんだろうけど…。
とにかく、鮮度がない。魅力がない。
もっとも、出場歌手は各25組、全50組の出場である。かつては各30組なんてこともあったわけだから、人数的には多いわけではない。…と言うことは、出場歌手とは別にサプライズ出演者がいるのだろう。この顔ぶれだったら、もはや、そのサプライズ出演者を期待するしかない。
まあ、今回、敢えて、書くとしたら、本番の演出予想である。福山雅治は、来年の「大河ドラマ」の宣伝も含め土佐・高知から中継か? アリスは、谷村新司が中国・上海音楽学院の教授をやるなど、中国との関係が深いことを考えると、上海からの中継というのも考えられる。何と言っても、来年は「上海万博」が開催される。嵐は、NHK最大の101スタジオで歌うこともあり得る。
いずれにしても、今のところは、その程度しか書くことはないが、驚いたのは、祭日の発表というのに、会場の東京・渋谷NHK放送センター112スタジオには300人以上もの報道陣が駆けつけた【写真】。会場に中継車まで出した民放局もあった。ご苦労なことである。やはり、「紅白」は別格なのかもしれない。