「第60回NHK紅白歌合戦」出場歌手は!?  ヒルクライム落選でフランプール初登場。“目玉”は陽水と嵐?

今年60回目を迎える大みそか恒例の「NHK紅白歌合戦」の出場歌手が、予想通り23日午後3時半から東京・渋谷のNHK放送センターで発表される。
今年の出場歌手は、事前の予想では“目玉”は井上陽水だが、ここにきて、どうやら嵐の初出場もあるというのである。嵐といえば、今やノリにのっている。一部ではSMAPを超えたとも言われているほどだ。今年、発売したベストアルバムもミリオンに輝いているし、最も活躍したグループだったことは誰もが認めるところ。そういった意味で、嵐が出てくれば、陽水と並んで大きな“目玉”になるはずである。
ただ、意外だったのは、初出場が確実たと思っていた新人のヒルクライムの落選だ。ヒルクライムは落ちたが、代わりに「flumpool(フランプール)」が初出場するという。ま、今年は福山雅治がカムバックする。flumpoolと福山は同じ事務所だし、これも仕方のない力学というところか? 
しかし、今年は、新人アーティストが受難だった。そういった中で「春夏秋冬」が爆発的なヒットとなっているヒルクライムの出場が見送られたのは、我ながら勝手に疑問視している。
確かにflumpoolも実績を残している。au 「LISMO」のキャンペーン・アーティストに大抜擢され、そのCMソング「花になれ」は180万ダウンロードを記録したという。第2弾目「Over the rain〜ひかりの橋〜」も70万ダウンロードの大ヒットとなった。もっとも、彼ら自体は07年から活動しているだけに、ヒルクライムとは単純に比較は出来ないだろうが…。
そのヒルクライムは、MCとDJのヒップホップのユニット。今年7月15日に発売したメジャー第1弾シングル「純也と真菜実」で注目を集め、9月に発売した、メジャー第2弾目のシングル「春夏秋冬」で大ブレイクした。新人のアーティストとしては今年、唯一、「着うた」のダウンロードでミリオンを達成している。そういった意味で考えると、09年を語る上でも最も適した新人アーティストだったはずだが…。
因みに、遊助は初出場が決まったようだが、JUJUや西野カナは落選だったようだ。木村カエラは、もしかして10月に自殺して亡くなった加藤和彦さんの追悼出場か?なんて思ってしまう。しかし、JUJUなんて今年、話題になった映画「余命1ヶ月の花嫁」の主題歌「明日がくるなら」が大ヒットしたはずだが…。
ま、NHKにはNHKの選考基準があるのだろう。しかも、今年の「紅白」は、60回目でもあるし、何も、今年1年を振り返るものでもない。冷静に考えたら、大したヒット曲もない1年を振り返ったとことで意味がないし、視聴率も取れはしないと思っているのだろう。
しかし、そんなことを言っていると、「紅白」は今後、ますます衰退化してしまう可能性だってある。本来なら、NHKは「紅白」のために1年を通してヒット曲を作り上げる努力をすべきだろう。「SONGS]とか「歌謡コンサート」とか、衛星放送なんかでも、それなりに良質の音楽番組を制作している…。しかし、ちょっとズレている。いずれにしても毎年毎年、懐かしの「紅白」になってしまったら実に情けない限りである。これは、「日本レコード大賞」を放送しているTBSも同じことなんだが…。