“無職”の押尾学初公判!! まさに茶番!一緒にMDMAを使って亡くなった田中香織さんは何だったの!?

20091023192509.jpg実にヒドイ裁判だった。茶番というしかない。正直言って、どう書いていいのか分からないようなものだった。
「無職」の押尾学が合成麻薬MDMAを服用したとして、麻薬取締法違反の罪に問われている事件の初公判である。
この事件のポイントは、押尾が、ピーチ・ジョンの“ミニスカ社長”野口美佳が借りていた六本木ヒルズ・レジデンスB棟の部屋(2307号室)に当時、東京・銀座のクラブ「F」でホステスをやっていた田中香織さん【写真】を連れ込み、MDMAを使ってSEXをしようとしたところ、田中さんが突然に苦しみだし、結局は亡くなってしまった。しかし、押尾は、田中さんを素っ裸のまま放置し、別の部屋に逃げ込んだことが明らかになっていた。
今回の裁判では、その全容が押尾の証言で明らかになるものだと思っていたのだが、とんでもなかった。検察はやる気なし、しかも押尾の証言は曖昧。早い話が、どうでもいいような初公判になってしまった。ま、最初から「事件性がない」なんて警視庁麻布警察署が言い続けてきた案件である。今回の初公判を見る限りにおいては、とりあえず逮捕して、事情聴取をして、起訴したから裁判を行いました…という感じだった。
だいたい、今回の裁判で押尾が2年前に米国でMDMAをやっていたとか、そんなことはどうでもいいことなのだ。今回の事件は、ピーチ・ジョンの野口との関わりも重要だし、「自由に部屋を使ってもいい」と言われていたとしても、その部屋の鍵をどうしたのか?また、MDMAを使ったことで田中さんが苦しみ始めた時に、(押尾は)心臓マッサージをしたというが、その後、「怖くなって逃げ出した」という押尾は、レジデンスの中のどこの部屋に逃げ込んだのか?(一説によれば、最上階の4201号室とも言われているが…。しかし、実は、その部屋も野口の所有)  しかし、その部屋の鍵を誰が持っていたのか? 実に疑問だらけだ。そもそも、そうなると、押尾は逃げ込んだ部屋を使わず、何で、2307号室に田中さんを連れ込んだのか…という点も疑問に残る。今回は、その疑問点が、全く明らかにされないまま裁判が進んでしまった。
検察は、今回の初公判に際して最初から田中さんの「保護責任者遺棄致死容疑」については切り離すとは言われていたが、結局は、押尾が合成麻薬MDMAを使ったことだけの裁判になってしまった。こんなのアリなのか? これは単にMDMAを使っただけの事件じゃない。人1人が亡くなっている事件である。しかも、現場にはエイベックスのマネジャーも駆けつけてきたし、他にも数人の人間がいたという話もある。そればかりではない。事件は、押尾と、もう1人、「大物政治家の息子Yがいた」という“3P説”もある。もちろん未確認情報である。
ある大物俳優が、その息子Yに電話して「関わっているのか?」と聞いたら、「関係ない」と答えたらしいが、押尾とは大の遊び仲間。疑惑は深まる一方である。だったら、単なる噂かどうか、Yの名誉もあるわけだから、今回の公判で確認しておくべきだったのではないか?
いずれにしても、こんないい加減な公判で、押尾に検察は懲役1年6ヶ月を求刑したが、いくらMDMAと覚せい剤では度合いが違うと言っても。酒井法子の夫・高相祐一が2年で、押尾が1年6ヶ月では、どう考えてもおかしい。
結局、田中さんの死亡に関しての捜査は継続しているとはいうが、この裁判を見る限り、はっきり言って、もう、この事件はオシマイっていう感じもしないわけじゃない。これって、捜査する気がないのか、あるいは、捜査出来ないのか、実に不思議である。ただ、「保護責任者遺棄致死容疑」ということでは、押尾以外にもエイベックスのマネジャーにも責任があることは確かで、それさえも罪に問えないというのは理解に苦しむ。