「FRIDAY」「週刊現代」「オーマイニュース」などの編集長を歴任した元木昌彦さんの新刊書は「競馬必勝放浪記」

UNKNOWN_PARAMETER_VALUE「FRIDAY」「週刊現代」「オーマイニュース」など数々の編集長を歴任した元木昌彦さん【写真】から「競馬必勝放浪記」という本を発刊したとのメール。随分似合わない本を出したもの…と思ったら「高校時代から40年以上になる競馬遍歴がある」とか。いやいや、人は見かけによらない。

元木昌彦です。
春は名のみで、寒い日が続いていますが、お元気でお過ごしのことと存じます。
いつもお願いばかりで恐縮ですが、再びお願いです。
先月末に、祥伝社から「新書・不良中年シリーズ」の一冊として「競馬必勝放浪記」(定価760円)を出しました。
これは、高校時代から40年以上になる私の競馬遍歴と、競馬を通じて知り合った、山口瞳さん、大橋巨泉さん、大川慶次郎さん、寺山修司さん、安部譲二さん、色川武大さん、本田靖春さんたちのことを綴ったものです。
山口さんには、「週刊現代」誌上で「競馬真剣勝負」という連載を1年近くにわたってしてもらいました。これは、毎回ゲストを呼んできて、土曜、日曜、各3万円ずつ馬券を買ってもらって、勝負を競うものです。
その勝負の経過や競馬の醍醐味を、山口さんがエッセイ風に書くという、面白い企画でした。講談社入社4年目に山口さんと知り合い、競馬の連載を通じて、各界の競馬好きたちとの交友が始まったのです。
私にとっては、編集者の原点ともいえるものです。競馬が日陰者の遊びだった故に輝いていた時代を書いてます。私の「横着者の馬券術」も終わりに載せています。
ぜひ、ご一読くださるよう、伏してお願い申し上げます。  
元木昌彦拝

「東京五輪誘致」は今や“機運”を盛り上げるだけで精一杯!? ついにあの守銭奴作詞家も盛り上げ賛同者に…!!

これじゃ「誘致運動」と言うより「機運を盛り上げる」だけで精一杯という感じだ。2016年の「東京五輪誘致」の運動である。余りにも都民や国民の機運が盛り上がらないからって、何と民間の有志団体まで組織して、あの手この手である。しかも、賛同人がCHAGE&ASKAのCHAGEだというのだ。「前向きなテーマソングをつくりたい。開催までにはチャゲアスも再結成したい」と気勢を上げたが、所詮、東京五輪の開催なんて無理な話。CHAGEも、それを分かっていて“復活宣言”をしたに違いない。だいたい再結成する気持ちがあるなら、今から、音楽だけでもCHAGE&ASKAでやればよかったのである。ま、そうは言っても、今のCHAGEにとって、今一番大切なのは自らのプロモーションである。「誘致運動」なんかより「宣伝運動」。まあ、そういった意味では、成功か!?
それにしても、五輪の東京誘致については「子供に夢を与える」「国民、経済が元気になる」と言うが、小泉純一郎→安倍晋三→福田康夫、そして麻生太郎と、この3年間だけでも猫の目のように総理が変わっているのである。こんないい加減な日本で、夢なんて持てるわけない、経済も発展するわけない。だいたい、未だに年金問題だっていい加減だし、国の借金は増える一方。いくら、東京五輪で経済効果があったとしても、それ以上に金を使う。借金は増える。だいたい、今回、組織された民間の有志にしても賛同文化人にペテン師・守銭奴作詞家の秋元康が入っている。文字通りの“銭ゲバ男”である。今から秋元の頭の中はカネ、カネ、カネ。儲けることばかり考えているに違いない。どう考えても、こんな誘致運動で喜ぶのは守銭奴・秋元は別枠として都知事の石原慎太郎や作家の猪瀬直樹(副知事)といった面々だろう。秋元にしても石原、猪瀬…。今の作詞家とか作家という連中の頭の中は、自身の利害しかないのだろうか?石原慎太郎なんて、どうせ、次期都知事は猪瀬直樹にワンショットやらせて、五輪の時は息子の石原伸晃に都知事をやらせようと思っているに違いないのだ。早い話が、都民のためと言いながら、実はみんな私利私欲なのである。実にアホらしい!
ところで、五輪の開催地で立候しているのは東京の他、オバマ大統領の出身地である米シカゴ、スペイン・マドリード、ブラジル・リオデジャネイロの3都市。開催地の決定は10月だが、開催地は、実のところシカゴになる確率が高い。所詮、日本はアメリカの言いなりになって、電通を窓口にして金を吸い取られるだけ。ま、現状では、どっちに転んでも日本にとってはいいことがないだろう。
たいたい、テレビ局は、東京五輪の誘致の機運を高めるキャンペーンに乗っかっている場合じゃないだろう。キャンペーンをするなら目の前のデジタル化。2011年7月のデジタル化に向けた機運を高める方が重要なのでは?

TBSがホールディングス化でトップ交代!映画制作は好調でもTVドラマはボロボロ、番組制作費200億円削減へ!!

holiday-TBS.jpg放送局もトップ交代である。TBSは4月のホールディングス化を機に新体制を決めた。現在、代表取締役社長の井上弘氏が代表取締役会長になり、代表取締役専務の財津敬三氏が代表取締役社長に昇格する。
また、TBSの制作会社「TBSテレビ」も専務取締役の石原俊爾氏(いしはら・としちか)が就任し、現在の社長、井上弘氏は代表取締役会長になるという。財津氏も石原氏も共に1945年生まれの63歳。もっとも、財津氏は68年にTBSに入社し、石原氏は69年の入社組。財津氏は社長室や管理部門を上がってきた人だが、石原氏は入社以来一貫として編成・制作部門を担当してきた。
それにしても、TBSは、この2~3年というもの「楽天」との間で、株式の買収問題で大変だった。しかし、その問題も何とか解決し、この4月には晴れて「認定放送持株会社化」が実現する。だが、「買収防衛」のための新株予約権の発行登録も行なうというから、「楽天」のトラウマは消えていない?
ところで、TBSはテレビ局でありながら映画制作が絶好調で、最近は「おくりびと」で社内が活気づいているという。「米アカデミー賞外国語映画賞受賞」の効果もあって、先週末2月28、29日の2日だけで興行収入は3億1900万円にもなったという。この数字は昨年9月13、14日の公開初日・第1週を上回ってしまった。その結果、今月3日までの172日間の累計動員が352万7000人となり、興行収入は40億4600万円と、40億円の大台を突破した。配給の松竹でも大喜びだ。と言うのは、松竹では過去の邦画のトップはキムタク(木村拓哉)主演の「武士の一分」(山田洋次監督)の42億円だったが、今回「おくりびと」が抜き去ることは確実となったからだ。「最終的には55億円を超えるのでは…」と言われている。いやいや、大したものである。一方、「感染列島」も公開46日間で動員146万5000人を突破し、興行収入は18億2800万円となっている。
しかし、映画は好調でも、肝心なテレビの方は不調だ。ドラマもパッとしない。期待していた野島伸司脚本の「ラブシャッフル」も視聴率は落ち続け、今や7%台。もはや野島も過去の人になってしまった。「RESCUE~特別高度救助隊」も健闘しているものの、好調なのは、やっぱり定番の「渡る世間は鬼ばかり」だけという状況。日曜劇場「本日も晴れ、異常なし」などは、今や“どしゃ降りの異常な状態”になってしまっている。この先、どうなるのやら…。
そういった中でTBSは、番組制作費を今年度は200億円削減すると言う。200億円と言ったらハンパな金額じゃない。さっそく、昼ドラを削るが、それだけでは追いつかない。お手軽なバラエティー番組や音楽番組を増やすしかない。石原新社長も笑ってはいられない。