700万の報酬より県知事!! 吉田平の千葉県知事選出馬で「いすみ鉄道」の後任社長は県職から“天下り”に!?(下)

20090208041433.jpg20090208041403.jpg堂本暁子千葉県知事の“茶番後継者”として出馬することになった前「いすみ鉄道」社長の吉田平【写真】。
「いすみ鉄道の報酬は年700万円ですからね。割りに合わないといってしまえば割りに合わない。しかし、県知事になれば、利権もある。堂本にとっても吉田にとっても利害が一致したんですよ」(地元関係者)。
しかし、納得できないのは、その「いすみ鉄道」の後任社長である。どうやら、堂本は県庁からの天下りを考えているらしい。「天下り」問題が国会で、これだけ論議になっているのに、平然と天下りを容認している堂本っていうのは、もはや空気さえ読めなくなっているのか!?
「全国から公募までして“いすみ鉄道”の社長を選んだかと思ったら、今度は、個人的な理由で、自分の後継者に据えてしまう堂本知事の神経もおかしい。しかし、もっとおかしいのは、その“いすみ鉄道”の後任社長を県から送り込もうという無神経さです。前回は公募で、今回は天下り。やっていることに一貫性が全くありません。前回が公募だったんだから、今回も当然、公募で社長を据えるのが筋でしょう。一事が万事。結局は、堂本のやっていることは全てがいい加減なんですよ。こんないい加減な知事の後継者ですからね。もはや救いようがないと思った方がいいでしょう」(地元関係者)。
しかも、この“茶番後継者”を、民主党県連が推薦するのだと言う。「全会一致で推薦が決まりました」(民主党関係者)。
オイオイ、民主党県連は、関西大学教授でコメンテーターの白井真澄【写真】を担ぎ出してきたかと思ったら、今度は吉田かよ!! 懲りない連中である。だいたい、吉田の親分――堂本は前回の選挙では、自民党と公明党の推薦で出てきた。それから4年。今度は、子分を引き連れて「推薦してくれ」なんて民主党に頭を下げたってわけだ。堂本も堂本だが、これを推薦を全会一致で決めた民主党も情けない。まるでカメレオンである。千葉県の県政は末期的だ。
「民主党の示した政策を全てのんでくれたんです。政策さえ一致すれば問題ありませんから」(民主党関係者)。
そういう問題かねぇ~。これが、次の政権を取ろうとしている政党の考えていうことなのかと思うと情けない。小沢一郎は一体、どう思うのか? だって、吉田を推薦するというのは、利権の亡者・堂本の県政を容認することであると同時に、いすみ鉄道への天下りも認めることになる。これは、国会での答弁とは異なる判断だろう。
しかも、民主党が推薦を断り、自民党からも推薦が見送られた白石なんて、予定通り公明党がバックについた。まあ、最初は自民党、民主党、公明党の相乗りなんて話もあったぐらいだから結局、そんなものなんだろう。こんなことをやっているから「政治不信」になるんだって。
そこで、候補者の1人、森田健作に、このことを聞くと
「全く、その通り!」
と断言した。さすがは“青春の巨匠”である。
「俺たちは政党のために政治をやっているんじゃない。県民のために政治をやるべきなんだよ。ま、吉田氏については吉田氏の考えがあるだろう。ただ、いいのか悪いのか、それは県民が決めることですよ。ま、もし、県知事になったら、今までの県政は一気に変えてみせますよ!」
まるで、オバマ米大統領のようである。「Yes We Can」っていったとこか。
森田は、選挙応援は自分からは頼まないと言い。また、落選したら今後、政治家としての退路を断つとも宣言した。言っていることが事実なら頼もしい限りである。
一方の白石は、所詮は無責任コメンテーター。公明党から推薦を得ていたかと思ったら、何と宮崎県知事のそのまんま東(東国原英夫)や大阪府の橋下徹にも”応援”を依頼しているんだとか。結局は、誰でもいいのである。
もはや、県知事選は千葉県民の良識にかかっている。

利権だけは確保しておきたい!? 後期高齢者・堂山県知事の思惑だけで社長になっ たり後継者になったり…(中)

300px-Isumi203.jpgmap.gif昨年4月、存続が危ぶまれる千葉県大多喜町の第三セクター「いすみ鉄道」(営業距離26.8キロ=MAP参照)の社長を公募したのも堂本暁子・千葉県知事なら、吉田を選んで社長にしたもの堂本知事。そして、その要職を僅か9ヶ月で投げ捨てさせて、自らの後継者に据えたのも堂山知事である。こんなムチャクチャな手法で8年間も知事の座に君臨し続けてきたのである。まさにファシズムそのもの。今や76歳――厚生労働省が認定した、立派な「後期高齢者」なのだが、それでも利権に取り付かれたらこうなるという証である。千葉県民も、よく平然としていられるものである。
それにしても、「いすみ鉄道」の社長になって「この2年が大事」なんて言っていたのに、2年の任期を僅か9ヶ月で放り投げてしまう神経。こんないい加減な御仁が県知事になって、一体どうするというのだ。いやいや、その行動たるや安部晋三や福田康夫よりタチが悪い!!
それにしても、堂本は一体、何のために「いすみ鉄道」の社長を公募したのか?また、吉田は「いすみ鉄道」の社長を何でやりたいと思ったのか? 堂本から県知事への出馬を要請された時に「ちょっと待ってください! 私は、いすみ鉄道の社長を中途半端に終わらせたくはありません」と、何で断らなかったのか? 
それが…。県知事に堂本の後継者として出馬宣言した吉田は
「住みたくなるような県にしたい。経営者として決断と実践でやっていきたい」
説得力ないねぇ~。しかも、7日付けで吉田は「いすみ鉄道」の社長を辞任しちゃった。何で、地元のマスコミは大声で怒らないのか? やっぱり馴れ合い? 大多喜町が一揆を起こしても不思議じゃない!しかし、それでも、「いすみ鉄道」ファンの中には、吉田を賛美する声があるのだ。ノー天気なのか!? それとも天然なのか!? 或いは単なるアホなのか?
しかも、吉田は、県知事に立候補するや「バス、鉄道などの交通網を連係させ、観光客を呼び込む」――なんて言って、早い話が自ら“腰掛社長”だった「いすみ鉄道」を、いずれ廃線することも視野に入れる発言もしている。
まあ、自分の家がバスやタクシーの運送業だから、赤字鉄道なんて、どうでもいいのだろう。所詮は、何の苦労もなく育った2代目ボンボンの考えることである。これで、存続が危ぶまれていた「いすみ鉄道」は予定通りだろう。もしかしたら、堂本は廃線を狙っているのかもしれない。
(つづく)