テレビ局は制作費、コスト削減でドラマが減って情報系ワイド番組やバラエティー、音楽番組が増える!?

テレビ各局は番組制作費の大幅な削減に踏み切っている。ギャラの高いキャスターや出演者を切り捨てて、出演料の安い出演にシフトを変更している。
フジテレビと同局傘下の制作会社「共同テレビ」、そしてアナウンサーやレポーターが多数在籍するプロダクション「セント・フォース」の3社が、キャスター、アナウンサーのマネジメント会社「フォニックス」を10月30日に設立したのも、そういった事情の1つだろう。確かに滝川クリステルの独立阻止などの理由があったかもしれないが今後、アナウンサーやキャスター確保の新たな流れになるはずだ。「フォニックス」には、実際に滝川の他、八木亜希子や小島奈津子などフジテレビ出身の女子アナまで所属している。
いずれにしても、TBSは何だかんだと予算のかかるドラマなんかでは、昼の看板番組だった「愛の劇場」などを打ち切り、3時間の新たな情報ワイド番組にするようだし、コスト削減を図る。もちろん、この流れはゴールデンタイムにも波及していく。
今後は、情報系のワイド番組とかニュース番組と同時に、バラエティー系の番組や音楽番組が増えるだろう。制作費のかかるドラマなどは減っていくに違いない。そりゃそうだ。ドラマをやっても、所詮は1桁の視聴率しか取れないんだったら、例え1桁でもバラエティーとか音楽番組の方が効率的なんだろう。それに日本テレビなどは、制作費だけで年間200億円を削減するというのだからハンパじゃない。結局、昼間は生のワイド番組とかつてのドラマの再放送。ゴールデンとプライムはニュース番組とバラエティー、音楽番組。そして、深夜は環境保護の一環とかいって放送休止ということになっていくんだろう。
と言うのも、バラエティー番組や音楽番組なんていうのは1日で3本、4本撮りが出来る。スタジオ償却費も安上がりだし、作り方によって経費は大幅にカットできる。しかも、プロモーションだとか言えば、タレントやアーティストなど出演者にギャラを支払わないで済む。バラエティー番組なんて、ポッと出のチンコロネエちゃん使ったっていい。しかも、やり方によっては“羞恥心”のようなのも生まれてテレビ局は権利商売に結びつく。早い話が、コストの高い連ドラを作るんだったら、その分、映画制作に乗り出した方がメリットが大きいと言うことになるのだろう。そんな状態だから、テレビ局が製作する映画も粗悪作品が増えてくる。テレビ朝日なんかは、「相棒」は興行的にも成功したが、その他の製作作品は…。
それにしても、テレビ放送は2011年にはデジタルに移行すると言うのだが、本当に移行できるかも疑問視されている。万が一、移行が出来ないようなことになったらテレビ局は、さらに大変だ。あるテレビ局は、制作を完全に分離するなんて話もあるが…。