松山千春を描いた「旅立ち」が東京国際映画祭でノミネート。急死 した市川準監督初の自主制作映画も…。

image226.jpg10月18日から開幕する「東京国際映画祭」の中の「日本映画・ある視点 JAPANESE EYES」に、松山千春の自伝的小説「足寄より」を映画化した「旅立ち〜足寄より〜」が選ばれた。だから何だと言われたら仕方がないが、早い話が、宣伝として書いている。
「足寄より」は、千春が77年に「旅立ち」でデビューして2年後の79年に発刊された。当時23歳の千春が、自らの生い立ち、生き方、そしてデビューするまでを描いた小説として話題となった。
2年前の06年秋、朗読によるドラマCD「足寄より〜旅立ち編」(ユニバーサルミュージック)として発売され、これが5万枚を超えるセールスとなった。もっともファンの中には、未だに聴いていない人も多いらしいが、この機会に聴くべきだろう。因みに、脚本と演出は都内で劇団を主宰している”ビンボー作家”の朝倉薫を起用している。
そして、このCDがキッカケとなって映画化が決まった。CDドラマでは、塚本高史が千春役を演じたが、映画は新進俳優の大東俊介が千春役を演じている。また、千春の生みの親である、札幌のラジオ局「STVラジオ」の竹田健二ディレクター(享年36歳)には萩原聖人。そして千春の父親役には泉谷しげるが抜擢されている。
公開は11月22日から北海道で先行公開され、来年1月中旬過ぎから全国公開される。
北海道の公開映画館は「スガイシネプレックス札幌劇場」「デイノスシネマ札幌」「函館シネマアイリス」「デイノスシネマズ・旭川」「シネマ太陽帯広」「デイノス太陽帯広」「デイノスシネマズ苫小牧」「室蘭劇場」の7館が予定されている。また、10月下旬に、足寄町での試写会が計画されている。
「東京国際映画祭」の中の「日本映画・ある視点」は、10作品が選ばれている。話題になりそうなのは…。これが、おそらく遺作になるだろう。昨日、脳内出血で急死した市川準監督初の自主制作映画「buy a suit(スーツを買う)」もワールド・プレミアとして選ばれている。47分の映画で、キャストをCMの仕事仲間で構成し、東京の焦燥感と空虚感の間を揺れながらも、ずっとつながって生きる人たち描いた作品だという。砂原由起子が主演している。
他には、
林海象監督「THE CODE/暗号」(尾上菊之助、稲森いずみ)
中嶋莞繭監督「クーロンは故郷をめざす」(及川光博、石田えり、永作博美)
榊英雄監督「ぼくのおばあちゃん」(菅井きん、岡本健一)
生野慈朗監督「余命」(松雪泰子、椎名桔平)
大林宣彦監督「その日のまえに」(南原清隆、永作博美、筧利夫)
中西健二監督「青い鳥」(阿部寛、本郷泰多、伊藤歩)
富士光石朗監督「大阪ハムレット」(松坂慶子、岸部一徳、森田直幸)
押井守、深作健太、辻本貴則、田原実監督「斬~KILL~」(藤田陽子、菊地凛子)

アルフィー、BEGIN、SEAMO、あやや、平原、直太郎…。さだまさし作品 を10組の豪華アーティストが競演!!  

holiday-holiday-_R0X0174_.jpgholiday-holiday-zpfile000.jpgholiday-holiday-zpfile001.jpgholiday-holiday-zpfile002.jpgholiday-holiday-masashi0808.jpgシンガーソングライターさだまさし(写真)のヒット作品をALFEEやBEGIN、SEAMO(写真)、平原綾香(写真)、松浦亜弥(写真)など10組の豪華アーティストがレコード会社の枠を超えて集結、トリビュート・アルバムとして発売することになった。タイトルはズバリ「さだのうた」。10月22日
にユーキャンから発売されるが、それにしても収録曲の中に発売メーカー所属のアーティストが1組もいない。異色のアルバムに話題が集まりそうだ。
ソロコンサート通算3600回、CD化された作品は500曲以上だという。今年、デビュー35周年を迎えたさだは、記念アルバムとして、昭和を代表する歌謡界の女王、美空ひばりさんのヒット作品をカバーし、初のアルバム「情継〜こころをつぐ」の発売を発表した。そして…。
今回のアルバムは、デビュー35周年記念アルバム第2弾として企画された。さだがひばりさんの作品をカバーし、さだをリスペクトする他アーティストが、さだの作品をカバーするという、考えようによっては前代未聞の企画である。
収録曲は、さだのファンの間では常にNO1人気となっている「案山子」をBEGINが歌う他、「そばに~たいせつなひと~」をSEAMO、「まほろば」をTHE ALFEE、「道化師のソネット」を松浦亜弥、「ひまわり」を平原綾香が歌う。その他、森山直太郎(写真)や錦織健、中西圭三、さらに和太鼓の林英哲ら多彩なアーティストが顔を揃えている。
「さだの作品の中から、それぞれのアーティストの心の1曲を、それぞれのアーティストの心のままに表現した未曾有のアルバム」
と関係者は言う。
「奇跡~大きな愛のように~」を歌った声楽家の錦織は「レコーディングの前に自分のリサイタルで何回か歌ってきたが、お客さんの反応が一番よかった」と興奮気味に語っていた。また、同アルバムの中で前代未聞の収録となっているのが、落語家・立川談春によるトーク「父さんとポチ」。これは、歌ではなくトークを収録している。
「さだのコンサートで重要な位置を占めている“ステージ・トーク”を今回、アルバムでも実現させさい」という制作スタッフの希望がら具現化した。検討に検討した結果、3600回にものぼるさだのコンサートで語りかけてきた定番トーク「父さんとポチ」を、エッセイ「赤めだか」がベストセラーになり、講談社エッセイ賞を受賞するなどで人気急上昇中の談春が“トーク・トリビュート”することになったという。談春は「あまたいる落語家の中で僕への指名は光栄。さだまさしの種を落語で表現できる芸人になることで恩返しをしたいと誓う」
とコメントしている。
そればかりではない。平原綾香の「ひまわり」では、父親でサックス奏者の平原まこともソロで参加した。おそらく、初の“親子共演”であろう。
【収録曲】
BEGIN「案山子」(77年11月シングル)
SEAMO「そばに~たいせつなひと~」(03年7月シングル)※映画「解夏」主題歌
錦織健「奇跡~大きな愛のように~」(91年6月シングル)
中西圭三「ひき潮」(79年4月アルバム「夢供養」収録)
THE ALFEE「まほろば」(79年4月アルバム「夢供養」収録)
林英哲「修ニ会」(93年10月アルバム「逢ひみての」収録)※和太鼓によるインストゥルメンタル
松浦亜弥「道化師のソネット」(80年2月シングル)※映画「跳べ!イカロスの翼」主題歌。
平原綾香「ひまわり」(94年10月アルバム「おもひで泥棒」収録)※父親の平原まことがソロでサックス演奏。
森山直太郎「掌」(75年5月アルバム「せせらぎ」=グレープ=収録)
立川談春「父さんとポチ」(コンサート・トークより)