恒例化した自民党総裁選! 毎度、自民党の支持率アップに加担するテレビ各局の姿勢に憤りを感じるが…

福田康夫が総理を放り投げて、早くも自民党内は後継者選びにお祭り騒ぎだ。
麻生太郎が出るって言えば、小池百合子、石原伸晃、さらには舛添要一の名前まで出ている。
「小沢一郎で無投票決着した民主党と違って、自民党は政策論争して選挙で総裁を決める」
とでも言いたいようだが、いくらどんなに政策論争しても、選挙が終わったら「そんなの関係ねぇ」ってなもの。結局は“政治ショー”を演出しているだけ。しかも、その“政治ショー”に加担しているがテレビ各局なのだ。早くも、テレビ各局は、噂される候補者の紹介を始めていた。「麻生太郎は、故吉田茂元首相の孫で…」とか、「小学校時代から英才教育を受けていた」とか。英才教育を受けていた輩が、失言しまくるのか? 英才教育の反動でアキバ系になってしまったのか? それは分からないが、テレビ各局のワイドショーなんて、早くも自民党のサポーターと化している。22日の総裁選まで、これから2週間以上も麻生だの小池だのって、連日、テレビ各局は時間を割いて大騒ぎするのだろう。そしてノー天気な国民は、それを見て「麻生がいい」とか「小池がいい」、いや「石原だ!」なんて言い出すに違いない。その一方で、自民党に不利な報道するだろうテレビ朝日の「報道ステーション」には、「もっと、自民党のイメージアップになる報道をしろ!」なんて因縁をつけたりしているかもしれない。もう、やっていることはワンパターン。
もっとも、テレビ局だって根拠なく扱っているわけじゃない。やはり視聴者のニーズに合わせているのだろうから、やっぱり、救いようのないのは、視聴者――国民と言うことになるのだろう。選ぶのも国民である。しかし、考えてみれば、この3年間というもの、この時期になると、毎年毎年、自民党は総裁選のバカ騒ぎである。今や、自民党総裁選は1年に一度の恒例行事になっている。こんなことやていて、時間の無駄だと思わない国民も国民である。しかも、未だに「小泉純一郎の再登板」なんて寝ぼけたことを言っているアホな連中もいる。「年金問題」とか「後期高齢者医療制度」とか大騒ぎしたけど、それは全て小泉のやってきたこと。にも拘らず、小泉バンザイなんて言っている輩は、“マゾヒズム(M)”に違いない。
そもそも、郵政を民営化にしたって、正直、民営化して何かいいことでもあったのか? 民営化した途端、遅配は目立つし、集配業務1つにしたって何もいいことはないはずだ。だいたい、小泉の郵政民営化論なんていうのは、かつて地元の郵便局の連中が自分の選挙に協力してくれず、その結果、落選したために「郵便局め!!」と、個人的な恨みを持っていただけのこと。そういった意味じゃ、小泉って言うのはヘビのようなネチネチした人間である。そんな小泉の個人的な郵便局への恨みをアホな国民が支持した結果、今のムチャクチャな政治になっちゃった。国民もいい加減だから、この国のトップもいい加減になるのだ。もう、自民党にとっては国民生活なんて、どうでもいいことなのだ。今や、自民党や公明党は、選挙に戦える人を人選して、有権者を“瞬間芸”で騙し、選挙を戦い抜くことしか考えていない。
誰が総理になっても同じだって言うんだったら、1回、民主党の小沢一郎に総理をやらせてみたっていいと思うのだが…。