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映画「Attitude」公開!! アウトロー的なロッカーがドタ キャンもせずに時間通りに顔を揃えて舞台挨拶!

日曜日, 7月 20th, 2008

20080719143015.jpg70~80年代のロッカーが総出演する、元ビジュアル系ロックバンド“COLOR”のダイナマイト・トミー脚本・初監督の「Attitude」が、19日から東京・下北沢「下北沢トリウッド」で始まった。初日は恒例の”舞台挨拶”なんかもあって、整理券を配布するほどの賑いを見せた。きょうは、梅雨明けで朝から炎天下。整理券を求めて待つファンもご苦労なことである。しかも、この暑い中、僕も汗を拭き拭き下北沢まで出向いた。辛かった!!
映画「Attitude」は、反体制を訴える過激な楽曲で注目を集めたパンクロックバンド、アナーキーのボーカル、仲野茂やTHE STALINの遠藤ミチロウなどロッカーが出演する。仲野や遠藤の他に、BY‐SEXUALやアンジー、ARB、X‐JAPANなど70~90年代に活躍したロック・アーティストのメンバーが実名で出ているのである。
「バンド名も実名で、シナリオもフィクションとノンフィクションをふんだんに盛り込み、何が事実なのか錯覚する中で物語りは進んでいく」
というものだが、映画を製作しようした意図について監督のダイナマイト・トミーは
「70~80年代に日本はバンドブームを経験した。いくつものバンドが生まれたが、時が過ぎ、彼らは今、何をしているのか? ほとんどは普通に仕事を持ち平和に暮らしている。だが、それは(バンドの中でも)ポップスと呼べる範囲の人たちに過ぎない。セックス、ドラック、ロックンロールの乱れに乱れた世界に足を踏み入れた連中は2度と普通の一般社会には戻れない。同じ世界に足を踏み入れた者同士の絆、そして、気にいらなければ暴れる。ロックとは生きる姿勢だということを映画で描きたかった」。
とか。まあ、内容は観れば分かることだが、どこか編集作業が間に合わず未完成なのはミエミエ。でも、何も気にしないで観たら1時間47分は適当に楽しめる。だいたい、去年9月にトミーは3億2000万円の詐欺容疑で逮捕された。結局、不起訴になったが、取調べ中の22日間は撮影も中止された。撮影中もアクシデント続きだったんだから、編集作業だってマツモに進むはずがない。
しかし、出演したアウトロー的なロッカーが、ドタキャンもせずに珍しく時間通りに顔を揃えて舞台挨拶をするなんて、時代も変わったものだ。しかも、映画を見に来たファンというか観客が20歳前後の女の子ばかり。出演者のファン層とは全く関係のない世代ばかりだった。一体、何なのだ、この現実は? 20歳ぐらいのネエちゃんに仲野茂や遠藤ミチロウ、TAIJIなんかが分かるのか? いや、この世界は分からない。
それにしても、この映画は「かっこよく死ぬ」のか「ありのままに生きる」のかを問うものだという。で、「バンド界の負け組みの、最初の戦い」らしい。