コブクロが大賞に輝いた「日本レコード大賞」の視聴率は0.2%ダウンの16.8%

「紅白」に対して、大晦日から撤退した「第48回輝く!日本レコード大賞」の視聴率(ビデオリサーチ調べ)はどうだったか? 06年から放送が12月30日になったが、その期日を変更しての1回目は17.0%で、再び盛り上がりを見せた。で、今回は…。
コブクロ「蕾(つぼみ)」がレコード大賞に輝き、最優秀新人賞は℃―uteが受賞した。
その視聴率は、第1部の6時からが12.8%で、第2部の7時からが16.8%だった。前年より0.8%ダウンした。
やはり、番組の内容に問題があったように思う。余りにも“過去”を振り返り過ぎた傾向がある。視聴者の中には、「レコード大賞の予告編かと思った」という人もいた。最近は、NHKも含め、余りにも番組の事前に編成する「宣伝番組」が多過ぎるのだ。事前番組が盛り上がっていて、どれが“本番”なのか分からなくなる。「レコ大」の内容も、そんな内容だった。VTRを使っても逆効果になる。まあ、2年前の10.0%に比べたら7%近くアップしているんだから満足かもしれないが、視聴者側に立った構成にした方がいい。

ワースト記録は免れた「第58回NHK紅白歌合戦」。1部は32.8%、2部は39.5%

「第58回NHK紅白歌合戦」の視聴率がビデオリサーチから発表された。関東地区の視聴率は
1部(7時20分~9時25分)が32.8%。
2部(9時30分~11時45分)は39.5%。
40%には届かなかったがワースト記録にもならなかった。口さがない業界スズメの間では、35%も難しい…と言われていたから、そう言った意味では「大」とはいわなくても「成功」だったのかもしれない。
06年の「第57回NHK紅白歌合戦」は、第1部が30.6%、2部が39.8%だったから、今回は、1部ではアップしたものの、2部は若干だがダウンした。因みに1部の最低記録は1990年と06年の30・6%で、2部は、音楽番組プロデューサーによる不祥事のあった04年の39.3%だったから、今回は「ワースト2」の記録になる。
それにしても、どんなに”目玉”がなくても「紅白歌合戦」は39%の視聴率が取れることが分かった。1部の視聴率が思った以上に高かったのは、やはり構成の成功だった。どれがモーニング娘。で、誰がBerryz工房、℃―ute、はたまた、どの顔がAKB48なのか誰も分からないようなアイドルやリア・ディゾンなどが出る中で、美川憲一や川中美幸、鳥羽一郎、中村美律子、長山洋子、EXILE、香西かおり、布施明、水森かおり、前川清、米米CLUB、絢香、すぎもとまさと、あみん、平原綾香、馬場俊英、さだまさしなどベテラン勢を前半に投入したのが成功したといえる。
“目玉”がないといわれる中で、Gacktの「風林火山」も意外に話題になった。300人の兵を引き連れた人海戦術も功を奏したのかもしれない。
しかも、関西の視聴率もよかった。
1部が33.2%(前年=28.5%)、2部は39.5%(同=37,6%)だったという。関西で高視聴率になったのは、単に笑福亭鶴瓶の人気だろう。今回、鶴瓶は評判がよかった。
いずれにしても、ガソリン代も値上がり、外に出ても金を使うだけ。だったら、家でゆっくりテレビでも…。「紅白」も飽きたな…と裏番組を見たが、これまた面白い番組がない。「つまんない…」。仕方ない「紅白」を見るかぁ…なんていう家も、案外と多かったに違いない。結局、「紅白」は”腐っても鯛”の年末番組となった。北島三郎が「『紅白』より視聴率の取れる番組はないでしょう」と言っていたが、その通りになってしまった。
しかし、やっぱり視聴率はワースト2位である。

因みに、「紅白」の裏番組であるが、TBS「K―1プレミアム2007」(第2部)が14.7%、日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」が12.4%、フジテレビ「ジャンクSPORTS」(第1部)が11.8%、テレビ朝日「よゐこ無人島0円生活」が11.8%だった。思ったより元気がなかった!!