オリコン調査。 今年のヒットのポイントは“心に沁みる泣き歌” ㊦

オリコンが発表した「第40回オリコン年間ランキング2007」によると、今年のヒットの傾向は“泣き歌”なんだとか。もちろん「ジャニーズ」や「男性優位」「TVドラマ主題歌・挿入歌」「映画タイアップ」というヒットの傾向は依然として続いている。が、そういった中でも、今年は例年と違っていた。何か!? 今年の最大の特徴――それが“泣き歌”なんだそうだ。で、さらに深めるならば、売れたポイントは“90年代コンビ”や“異性曲カバー”だったという。今年は、そのツボを押さえたのが“勝ち組”になったというわけだ。
因みに「心に沁みるような楽曲」というのが“泣き歌”というわけだが、シングルの年間ベストテンの中で、秋川の「千の風~」をトップに、2位には宇多田ヒカル「Flaver Of Life」、3位にはコブクロ「蕾(つぼみ)」がランクされた。いずれも、心に沁みる“泣き歌”。この他にも、新人グループのGReeeeN「愛唄」や、58歳の遅咲きで年末の「紅白」にも初出場する、すぎもとまさと「吾亦紅」など、とりあえず楽曲の傾向は一緒。
一方、アルバムに関しては、コンピレーションやカバー・アルバムが目立った。中でも、ワーナーミュージック・ジャパンから発売されたコンピレーション「R35 Sweet J‐Ballads」は、年間セールス60万5000枚となった。また、徳永英明のカバー・アルバム「VOCALIST」のシリーズなど好セールスとなった。

オリコン調査、今年一番稼いだのは昨年に続いて倖田來未。その売上げは… ㊤

オリコン恒例の「第40回オリコン年間ランキング2007」が発表された。それによると、「アーティスト・トータル・セールス部門」で1位に輝いたのは、73億5000万円を売り上げた倖田來未だった。それにしても、倖田來未は、去年もトップだったが、その売上げは127億円。つまり、1位でも去年(06年)と比較すると54億円もダウンしたことになる。しかも、その前の年(05年)はORANGE RANGEが143億5000万円、その前(04年)は、宇多田ヒカルで86億6000万円だった。実は、この年(04年)の倖田來未の売上げが76億3000万円だったから、今回は、3年前よりも低くて1位ということになる。不況である。
因みに、2位は浜崎あゆみで70億6000万円、3位はMr.Childrenの69億2000万円、4位はEXILEの54億1000万円、5位はKAT-TUNの52億5000万円という順番だった。
また、シングル・セールスでは秋川雅史「千の風になって」が、唯一、今年のミリオン・ヒットになった。その枚数111万5000枚。アルバム・セールスはMr.Children「HOME」で118万1000枚だった。アルバムも、オリコンでは、この1枚だけがミリオンに輝いた。

※写真=昨年に引き続いて1位にランクされた倖田來未
295.jpg