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国は知らんぷり! ビンボー作家・朝倉薫の実家が豪雨で消滅してしまった?

月曜日, 7月 9th, 2007

活発な梅雨前線の影響で大雨が続いている九州南部。その中心がビンボー作家・朝倉薫の故郷の熊本県美里町だった。豪雨で道路が寸断され、一時は192世帯全戸が孤立した。ヘリコプターや自衛隊が救出したというが、朝倉薫の実家は完全に水没したらしい。
全くこの世は神も仏もない。ビンボーには、さらに追い討ちである。しかも
「何か、救助してもらうにも金がかかるっていうんだよ!ヘリコプターだけで何百万かかるらしい。それに、自衛隊の救助もタダじゃないっていうんだよね。つまり、町に金がないと駄目だってこと。だから、寄付を募るんだって。これって、おかしくない? 日本は狂ってるよ」
電話の向こうで朝倉さんの肩を落とす姿が分かった。
しかし、日本が狂ってるなんてのは今に始まったことじゃない。今の日本は政治家や官僚、それに公務員は護れるが庶民はどうでもいいのである。命が欲しければ金を出さなければならないのだ。
「年金だってそうじゃない。金が足りなければ税金を上げればいい。でも、何も保証されてないんだよ」。
「本当にそうなんだね」
しかし、衣類から食事から何から何まで、民間の援助がないと本当に駄目らしい。
「町から電話があって、いま衣類とか生活用品を集めてるんだよ。劇団員(朝倉薫演劇団)にも言って集めてるんだよ。これから東京駅に行って送らないと…」
日本の政府というのは、イラクなどには意地で派兵したり、救援組織を出す割には国内のことには全くと言っていいほど冷めている。これが現実である。
「朝倉さん、これを機会に社会的なものも書しかないでしょ」。
なんて無責任なことを言っておいた。言うのは簡単である。