聴き応え十分!! 聴いて損はない松山千春CDドラマ「足寄より~旅立ち編」

フォークシンガー、松山千春の秋の全国ツアー「再生」が埼玉・川口リリアーホールからスタートしたことは、このブログでも書いたが、今回のツアーに合わせて発売された自伝的小説「足寄より」を朗読でCDドラマ化した「足寄より~旅立ち編」が、話題を呼んでいる。このCDを聴いて、千春自身も泣いたという。
この「足寄より」は、千春が77年に「旅立ち」でデビューして2年後の79年に発刊された。当時23歳の千春が、自らの生い立ち、生き方、そしてデビューするまでを描いた自伝的小説だった。小学館から発刊され、2年間で70万部を超える大ベストセラーとなった。
この小説の中から、CDドラマでは、千春の生みの親として知られる、北海道のSTVラジオの竹田健二ディレクター(享年36歳)との出会いから、デビューまでのふれあいを、竹田ディレクターの視点から描いている。脚本と演出は、お人好しの作家・朝倉薫さんが担当しているが、これが、なかなかの出来具合なのだ。おそらく、聴いて損はない。
千春役は、塚本高史。97年にデビューして、来年10年目を迎える役者である。フジテレビ「結婚できない男」や、NHK「わかば」、TBS「マンハッタンラブストーリー」なんかに出ていたけど、注目を集め始めたのは、TBS「木更津キャッツアイ」あたりか。映画「タイヨウのうた」や「富嶽百景~遥かなる場所」にも主演している。また映画の「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」「バトルロワイアル2」にも出演した。CMは「LOWSON」「アサヒビール」「ワコール」「アルペン」「資生堂」など、現在だけで9本に出演しているという。
この塚本が、千春役にチャレンジした。北海道・札幌に千春の旧友がいるが、その旧友も、このCDを聴いて
「最高だった。しかも、塚本の声が昔の千春にソックリなんだよ。聴いていて、本当になつかしく感じたよ」
と絶賛したほど。

※写真=千春役にチャレンジした塚本高史
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因みに、竹田ディレクターはNHK総合「プロジェクトX~挑戦者たち~」の田口トモロヲを起用している。田口も味がある。しかし、何といっても、こういったCDによる朗読でのドラマ化――しかも、役者を使ってのドラマ化は初めてだけに注目される。
また、このCDの最大のポイントはなんと言っても、千春の所属メーカーでもなければ、楽曲の権利も全く持っていないユニバーサルミュージックが企画したことだ。
したがって、このCDでは千春の楽曲9曲を使っているが、デビュー当時の権利を所有するポニーキャニオンからデビュー曲「旅立ち」や「こんな夜は」「君のために作った歌」「大空と大地の中で」「初恋」「帰郷」など6曲を借り、コロムビアからも「ふるさと」「門出」「大いなる愛よ夢よ」の3曲借りた。よく、「メーカーの垣根を越えたCD」なんていうけど、「メーカーの垣根を越えた」と言うのは、今回のようなCDを言う。
レコード関係の権利ビジネスを勉強している人なら、ハッキリ言って信じられないCDなのだ。「新しいソフトを開発したい」とユニバーサルミュージックの加藤久典と渡部清隆氏の2人が言っていたけど、まさに、理想を越えたCDが出来た。しかし、
「自伝的小説をCDでドラマ化すること自体も異例だが、1曲も楽曲を持たないレコード会社から発売するのは初めてのケースだと思う。内容的にもベスト・アルバムに近いものとなっているし。新しいタイプのCDとして注目を集めることは確か」(音楽評論家・富澤一誠氏)。
しかも、他局(STVラジオ)を舞台にしたドラマだが、埼玉のFMラジオ局「NACK5」が、9月30日から土曜日の深夜に3週に分けて異例の放送をしている。今夜も深夜の1時半過ぎから放送される予定だ。
聴いてから買うか、買ってから聴くか? 2000円という価格もいい。

安倍晋三さんの記事はおてやわらかに…って言われても。

安倍晋三のホームページを指摘したら、ある知り合いの女性からメールが…。 「昭恵夫人は友達なので、安倍さん記事はおてやわらかにお願いします」。 何という…。 「おてやわらかに」って言われてもなぁ。 だいたい、僕は親切に指摘してやっているのだ。 「ホームページのプロフィルぐらいは早く変えたほうがいいよ!」 って。指摘したら、確かに、その日のうちにトップページやプロフィルを慌てて変更した。ところが、英語版のプロフィルは全く変更されていない。いまだに 「THE CHIEF CABINET SECRETARY」 である。 日本人向けのプロフィルは「内閣総理大臣」としながら、海外に向かっては「内閣官房長官」っていうのは、一体、何を考えているのだろか?ってこと。日本を代表するお人だとは到底考えられない。 安倍さんは、総理になる前に、マスコミにも精力的だったと聞く。何と、「女性自身」や「女性セブン」「週刊女性」など、女性誌6誌の編集長を集めて懇親会もやったという。「これからは女性層の支持を得ないとやっていけない」と思ったのだろう。あるいは、女性誌を懐柔したかったのか?  いずれにしても、小泉純一郎のようにメディアを意識することは重要だと思う。しかし「だったら、ホームページぐらい更新しておけ!」と言いたいのだ。海外の人が安倍晋三のことを調べようと、公式HPを見たら「内閣官房長官」で、しかも、そのプロフィルしか書いていないなんて、恥ずかしいと思わないだろうか? 実に不思議である。女性誌の編集長と親交を深めるのもいいけど、まず、身の回りからやっていった方がいい。