ホリエモンと村上世彰は「盟友」の関係だった。

村上は、ホリエモンを評して「愛すべき性格」なんて、言ったもんだから、この言葉にホリエモンも調子に乗ってしまった。
「彼には天才的なヒラメキがある」。
1月16日、東京地検特捜部の強制捜査が行われた後、村上は講演会でホリエモンを絶賛していた。しかも、そこで、村上は、ホリエモンの復活を訴えたというから言語道断だ。その村上、結局は、自分も東京地検特捜部から狙われるハメになった。
しかし、「ヒルズ族」なんて言い方が一時的にブームになったが、あんな結束力がない”族社会”なんかがよくブームになったもんだ。まあ、見せかけの結束力がいまの時代である。そういった意味では、時代を象徴した言葉なのかも…。いずれにしても、ホリエモンとの親密さをウリにしていた代表格はピーチ.ジョンの野口美佳である。強制捜査後は「ホリエモンから相談された」と言っていたくせに、逮捕されるや「関係ありません」。ホリエモンのチルドレンだったサイバーエージェントの藤田晋だって同じ。いつの間にか180度転換して、自己弁護。「ホリエモンとは無関係」を連呼しているんだから…。それに比べたら、村上なんかは情の男かもしれない。
ところで、村上のインサイダー問題。地検特捜部は3日の午前、ついに村上を任意で呼び事情聴取したが、村上は全面否認したという。まあ、それは想定内のこと。しかし、
ホリエモンと村上の怪しい関係は、これまで取り沙汰されなかっただけで、限りなく真っ黒に近い黒だったのだ。
昨年のライブドアによるニッポン放送株式買収の頃を振り返ってみる――。
当時、ライブドアは、リーマン・ブラザーズから800億円を調達して、ニッポン放送株を買いあさった。この時、村上の率いる投資ファンド「M&Aコンサルティング」(通称「村上ファンド」)は、ニッポン放送株を大量売却していなかった。
当時、第一報を聞いた時、当然、思ったのは「村上ファンドが売ったんじゃないか」だった。しかし、現実には殆ど売っておらず、村上ファンドは大量のニッポン放送株を保有し続けていたのだ。つまり、株が高騰することを村上は予測していたはず。
結局、2月の下旬までに、村上ファンドは、18.57%持っていたニッポン放送株のうち、15.13%を売却して少なくても100億円儲かったというんだから、村上側の何らかの戦略が働いていたことは間違いない。
当時、フジテレビはニッポン放送の株を5950円でTOBにかけたが、ライブドアは6200円で買い上げた。村上は2月16日に、自民党法務部会で講演を行ったが、そこで敵対的買収について
「株主は『こんな高い価格で買ってくれるのか』と泣いて喜ぶのではないか」
と、ライブドアを評価していた。
結局、ニッポン放送株は急騰し、一時は8000円にまで迫った。つまり、こういった状況から透けて見えるのは、ホリエモンと村上の関係である。
しかも、USENが展開している無料インターネット「GyaO」の開局記念インタビューにも村上は第1回目のゲストで登場した。だいたい、ホリエモン・チルドレンの藤田晋までも登場しているところが宇野らしい。しかし、この登場の仕方でも村上のインサイダーが明白だ。何と「ライブドアのニッポン放送・フジテレビのM&Aで一躍注目を浴びた村上世彰氏」なんて紹介しちゃっているのだ。何といってもホリエモンの仲間で、しかも、ポケットマネーでライブドアを支援しちゃおうというUSENの宇野康秀が、村上との対談のキャッチでつけたのである。これこそ動かぬインサイダーの証拠だろ!! しかも、今回の問題が発覚する直前にアップされたものである。
2人の関係は二人三脚だったのだ。しかも、そこには、とんでもない奴が絡んでいた。

※売国悪党のホリエモン

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※今さらホリエモンとの関係を隠さなくても…。村上世彰
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村上ファンドの村上世彰にも捜査の手…。地検特捜部の狙いはホリエモンの再逮捕か!?

現在のところ、村上ファンド・村上世彰自身の事情聴取はないようだが、週末から週明けには何らかの動きがあるのは確実だろう。
ホリエモンが逮捕されたのが、今年1月。東京地検特捜部の次なる標的は誰か?実は、僕たちは探っていた。
「次の逮捕者は?」
サイバーエージェントの藤田晋か、USENの宇野康秀か、あるいは楽天の三木谷浩史。…当然、その中には村上ファンド率いる村上世彰の名前もも挙がっていた。
しかし、その後、楽天の三木谷浩史と村上世彰については「逮捕はない」との情報を得ていた。ところが、ここにきて、村上世彰が再びクローズアップされてきた。一体、何があったのか?ハッキリ言おう!地検特捜部の狙いは村上ではなく、実は、ホリエモンなのである。
「ホリエモンの再逮捕!」
これこそが地検特捜部の狙いなのである。
報道されているように、今回の村上の捜査というのは、昨年のニッポン放送株売買を巡って、村上ファンドが「インサイダー取引」をやったんじゃないか?という疑惑である。もし村上が逮捕されるとしたら、容疑は、ホリエモンと同じ「証券取引法違反」である。要するに、ニッポン放送の株をライブドアが大量に買うという情報を、村上がホリエモンから事前に聞いていていたのではないかということだ。
しかし、僕の想像では、村上がホリエモンから情報を聞いたのではなく、ニッポン放送の株式を買うことに際して、ホリエモンが村上に相談していたのではないか。事実、ホリエモンは「村上さんとは友達」とか「よく会っています」「相談にのってもらっています」なって言っていた。推測の範囲ではあるが、もはやインサイダー取引は確実だろう。
だが、よく考えて欲しい。こんな問題、ホリエモンが逮捕される前から十分に分かっていたことだ。特捜部だって、調べぬいていたはずである。ホリエモンが東京拘置所に入っていた時だって「インサイダー取引での再逮捕も十分にある」と言われ続けてきた。事実、ブログにも書いてきた。したがって、僕からしたら「何で今さら」といった思いだ。
だったら、何故?
今回の村上捜査の最大のポイントは何かというと、ホリエモンの再逮捕だろう。いや、ホリエモンの再逮捕しかない!!さらに言えば、これは東京地検特捜部の執念といってもいいかもしれない。
特捜部は、ホリエモンの保釈には元々、不満があった。しかも、ここにきて報道の中には、田原総一朗に代表されるように「あの程度のことで何で逮捕しちゃうのか」なんて言い方までされはじめている。どーでもいいが、あんな極悪ホリエモンを擁護するなんて言語道断である。そんな調子だから、ホリエモンの弁護士なんかもナメてかかって「無罪を勝ち取る」なんて言い出す始末だった。
いずれにしても、捜査から「除外された」と思われていた村上世彰に捜査の手が伸びたのは、明らかに7月の公判を前にホリエモンを再逮捕してしまおうという特捜部の狙いがある。

※写真=村上世彰はホリエモンと同じ“六本木ヒルズ族”である。
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